26
2016

リピーテッド

BEFORE I GO TO SLEEP / 2014年 / イギリス、アメリカ、フランス、スウェーデン / 監督:ローワン・ジョフィ / サスペンス
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記憶喪失前のわたしは善人?
【あらすじ】
眠ると、今日憶えたことを全部忘れてしまう病気になりました。


【感想】
記憶喪失ものが好きで、やっていると観てしまう。「メメント」「博士の愛した数式」「過去のない男」と、いい作品が多い。そんな記憶喪失ものにニコール・キッドマン、コリン・ファースが出るとなれば観るしかない。で、張り切って観たんですがー。うーむ。

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朝、クリスティーン(ニコール・キッドマン)が目覚めるとまったく知らない男が隣に寝ている。困惑する彼女に、ベン(コリン・ファース)と名乗った男は状況の説明を始めた。クリスティーンは事故により記憶障害を患っており、眠りから目覚めると前日までの記憶は失ってしまう。彼女には20代の頃の記憶しかなく、ベンと結婚したことも憶えていないのだった。この説明をベンは彼女に毎朝しているという。

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サスペンスとして確かによくできているのです。驚かせるところもあります。あの人の全力ビンタとか。

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記憶喪失ものを観るとき無意識に信じ込んでいたことがあって、それは主人公は過失のない完全なる善人という思い込みだった。ここに出てくるクリスティーンは違うんですね。不倫をしている。その不倫が元で事件に発展している。

また、クリスティーンの夫と、彼女の友人が不倫をしてしまうが、それもクリスティーンが記憶障害になったことが関係している。夫が彼女を支えきれず疲れていたところ、友人のほうへフラフラといってしまうのだ。記憶障害になった原因の一つが彼女の不倫にあるので、夫と友人の不倫を責めるのも難しいように思える。しかし、きみら全員不倫しておるな。

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自分の人生に傷がなく生きている人というのは少ないだろう。みな多かれ少なかれ何かある。だから主人公があやまちを犯していても少しも不思議ではない。でも、なんでしょうか、観ていて自業自得感が強いというか。あんまり主人公に同情できなくなってしまうんですね。そこが新鮮だった。新鮮だったんだけどモヤモヤしてしまう。誰を応援していいんだかよくわからない。仕方ないから犯人でも応援するか。

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自分の中のありきたりな倫理観が作品に影響してしまったのだろうか。正直なところ、それほど乗れなかったという。浮気も不倫も気にすんな!人生楽しまなきゃ損だよ、イェ~イ!という人が観れば、また違った感想を抱くのかもしれません。

あと、突然音が大きくなって驚かせる場面がいくつかある。ああいう子供だましみたいなのやめてほしい。思いっきり引っかかったわ。


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