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2017

ウォールフラワー

the perks of being a wallflower / 2012年 / アメリカ / 監督:スティーヴン・チョボスキー / 青春 / 102分
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夜中に突然叫んで、ベッドの上を転げまわりたくなる。
【あらすじ】
学校になじめません。



【感想】
孤独な少年が友人たちと出会い、成長していく様子が描かれている。学生時代をとりあげた映画にもいろいろありますが、これは観るのがしんどかった。首の辺りがむずがゆくなってくる。映画自体はとてもいい映画ですし、観終わったあとはいい気分になりました。途中は気絶しそうでしたが。

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少し不安定で精神科にかかっていたチャーリー(ローガン・ラーマン)。高校にうまくなじめず友達もできない。学校で教科書を破られたり、隣の席の女子に罵られたり、おおおおお、もう観てらんないという。チャーリーの傷つく様子がかわいそうでねえ。おまけに親も「もうちょっとおまえ、なんとかならんのか」みたいな感じですし。

ハリウッド映画では内気とかオタクの記号はパーカーなのかな。よく見かける。

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学校で人気者のパトリック(エズラ・ミラー、右)と、その妹サム(エマ・ワトソン、左)。彼らと偶然知り合ったことでチャーリーの学生生活は充実していく。良かったよー。ほんとに良かったよー。おじさん、安心したよー。

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仲間に入れてもらってからも、ちょっと仲間内で浮いているチャーリー。服のせいかな。

若さと経験のなさからなのか、舞い上がって思いもよらぬところで人を深く傷つけてしまうことがある。なんであんなことをしてしまったのかという経験を持つ人は、この映画に共感できるかもしれません。わたしは、ふとしたときにそんな思い出が甦ってくることがある。そして夜中に叫びだしたくなる。ベッドの上でのたうち回りたくなる。おまえ、もう40だろという話ですけど。本当にね、自分でも気持ち悪いですが、これどうにもなんないのかなあ。一生このまま?

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チャーリーの不器用な行動を観ていると、かわいそうになってくる。でも、いきなり器用には振る舞えないんだろうなあ。ちゃんとできる人もいるのだろうけど段階を踏んでいかないと駄目という要領の悪い人間もいる。仕方ないのだ。

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学生時代のあるあるが詰まった映画で、好きな子との勉強とか、こんな幸せな時間はなかなかない。これよりいいことなんて、生きていればいくらでもあるでしょ? と思いますよね。そんなにいいことない。

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パトリックからクリスマスプレゼントとしてスーツをもらったチャーリー。サムからはタイプライターをもらいます。アメリカの高校生って、クリスマスプレゼントにこんないいもの送るのかな。すごいですね。

チャーリーが垢抜けたら、周りの扱いが違ってくるのも面白い。仲が良かった文学の先生がちょっと冷たくなったり。先生としては、チャーリーが堕落したみたいで気に入らなかったのだろうか。変な嫉妬を感じる。

少し最後がわかりにくいかもしれませんが、チャーリーは親戚のおばから性的虐待を受けたことがあり、それが彼の不安定さに繋がっているという話。

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それにしてもエマ・ワトソンがきれいでしたね。こんなのもう好きにならないのは不可能だ。友人のパトリックも自由な精神を持っていて、すてきな人でした。

学生時代のあるある映画といえばそうなのだけど。自意識過剰で自分で自分をコントロールできない厄介さ、それでも楽しい友人とのふざけ合い、戻りたいわけではないけれど学生時代を思い出すいい映画でした。



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