20
2017

神の一手

2014年 / 韓国 / 監督:チョ・ボムグ / サスペンス、アクション / 118分
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囲碁があんまり関係ないけど、それはそれで。
【あらすじ】
兄の仇を討ちたい。



【感想】
兄を助けるため賭け囲碁に手を出したプロ棋士テソク(チョン・ウソン)。しかし、賭けの元締めであるサルスに騙されて兄を殺されてしまう。殺人の罪も着せられたテソクは刑務所へ。

韓国映画の暴力描写は相変わらずすばらしい。面白い殺し方を考える部署があるのだろうか。碁石を飲まされて殺されたり、本当にいろいろな方法を考えるので感心。拷問先進国である。血をいかにきれいに見せるかにもこだわっている。

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刑務所にぶち込まれたテソクだったが、なぜか刑務所内では囲碁が流行していた。刑務所長に囲碁で勝つことで自由時間を獲得でき、牢名主からも一目置かれる存在となる。囲碁だけに。

ああ、書かなくてよいことを。で、隣の房にいた謎の男(囲碁の達人)と対戦し腕を鍛え、さらには牢名主に頼んで喧嘩のやり方を教えてもらう(一方的に殴られているだけのような)。ひ弱だったはずが、あっという間にムキムキになり喧嘩もプロ級に。そんなバカなという話ですが、まあいいでないの。チョン・ウソンかっこいいし。チョン・ウソンの目は眼光が鋭くて、惹きつけられるものがあります。

あんまり囲碁の内容が関係ないんですよね。この一手にどういう意味があるとか、きちんとした囲碁の話にはならない。最初は囲碁をやっているのに、いつの間にか拳で解決になってしまうのだ。まったく囲碁がわからないわたしでも問題なく楽しめたから、それでよかったのかも。

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冷凍庫で裸で囲碁の勝負(物好きだと思う)をしていたものの、やはりここでも最後は殺し合いに。どうせなら最初から殺し合った方が手間が省けたのでは? 寒いし。

この二人、筋肉がすばらしいですよねえ。なんで脱ぐんだとも思いますけど、脱いで格闘場面に説得力が増すからやはり脱いだ方がいいのかな。チョン・ウソンも相手役も鍛え上げてますねえ。

韓国映画でしばしば見かけるナイフを使った殺陣がすばらしいです。サクッ、サクッと軽快な動きで突き刺し、鮮血が噴き出るという。怖くてきれい。あのサクサク感がたまりませんねえ。主演のチョン・ウソンは「監視者たち」では殺し屋を演じてサクサクしていましたが、今回もかなりサクサクしております。敵のボスもサクサクしてますし。いいぞ。

テソクの敵討ちを手伝う仲間がそれぞれキャラが立っている。いかにも怪しげで調子の良さそうなメガネ、盲目の達人、フック船長みたいな鉤の手の男。

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敵も天才少年に、沢尻エリカに似た女棋士、冷酷な腹心、全身刺青の社長など。わかりやすくて濃い。

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社長との対決も良かったですね。

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囲碁で勝負してたんだけど、やっぱり最後はナイフで刺し合いという。囲碁の映画なのに、あくまで囲碁で勝負をつけない姿勢。いいと思います。

血はわりと出ますが描写自体はすっきりしているので、それほど残酷さは感じずに観られると思います。軽い気分で観られて、最後もハッピーエンドで終わるのでいいかなあ。韓国らしいキレのあるアクション映画でした。


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