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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
28
2017

ロッキー4/炎の友情

ROCKY Ⅳ / 1985年 / アメリカ / 監督:シルベスター・スタローン / ボクシング / 91分
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調子に乗ったのはアポロでした‥‥。
【あらすじ】
盟友アポロがやられたので仇をとりたい。



【感想】
前作「ロッキー3」のエンディングが良かったのか、今作の冒頭に3のエンディングを丸々もってくるという。これは3を観ていた人には嬉しい作りかもしれないけれど、さっき3観たばかりだからなあ。またか、という。

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毎回なにかしら調子に乗って痛い目を見るロッキー(シルベスター・スタローン)。ところが今回は調子に乗らないのだった。

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代わりに調子に乗ったのはこの人、ロッキーの宿敵アポロ。すごいセンス。アメリカを好きすぎるぞ。アポロはソ連からの挑戦者ドラゴとの試合で命を落としてしまう。

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ロッキーはアポロの仇を取るべくドラゴ(ドルフ・ラングレン、右)との戦いに臨む。すごい身長差だなあ。

ドルフ・ラングレンの経歴を見て驚いたのだけどシドニー大学で化学の修士を取っている。そのあとはマサチューセッツ工科大学で学んでいる。超がつくほどのエリートですよ。「エクスペンダブルズ」では九九の七の段が怪しいぐらいのキャラだったのに。てっきり勉強はからきしの人だと思っていた。ドルフ・ラングレンはまったく学を感じさせないのがすごいですね。出演作もアクションばかり。

ロッキー4は当時の米ソ冷戦を意識した作品になっている。ゴルバチョフ書記長のそっくりさんも出てました。最後はお互いにわかりあえるというメッセージを送っているのがスタローンらしい。安直な気もするけど、「強く正しいアメリカ」という像が信じられていた最後の時代かもしれない。

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ドラゴの妻であり、ソ連の広告塔でもあるルドミラ(ブリジット・ニールセン、右)。ブリジット・ニールセンはこの作品でスタローンと共演し、1985年に結婚するが1987年に離婚。

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試合の場面は3よりもかなり良くなっている。ドルフ・ラングレンが極真空手三段の実力ということもあって、パンチを当てたように見せるフリが上手いのかな。とはいえ、お互いにパンチをもらいまくっても倒れないという。もうそれは言うだけ野暮な気もする。

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ソ連での練習風景。いかにもロッキーっぽいお馴染みのポーズ。「エイドリア~ン!」と叫んでそう。隙あらば嫁の名前を叫ぶ男である。

そして、やはりこのシリーズは音楽がいい。Survivorの「Burning Heart」もいいですがVince Dicolaの「Training Montage」が秘めた情熱という感じでかっこいい。どこかで聴いた曲だと思ったら、高田延彦選手の入場テーマなんですね。Uインターの試合はほとんど観てなかったのですが、1995年10月9日、新日本 VS Uインターの対抗戦(武藤×高田戦)で高田選手がこの曲をバックに入場してくるのですが、本当に雰囲気があってかっこよかったですよ。

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妻・エイドリアンのろくでなしの兄ポーリー(バート・ヤング)。この人、毎回いい味出してますよねえ。ちっとも成長しないところに共感しますよ。宇宙人ぽいロボとコントみたいなことをやっている。

シリーズものの宿命なのか、なかなか1を超えられないジレンマというのがある。4は終わり方が良かったですね。試合後、ロッキーはテレビの前の我が子に「I love you.」とメッセージを送る。テレビの前の子供は友人と一緒にロッキーの試合を観ている。友人がいるから声に出さずに「I love you.」と言うのだけど、唇の動きが読める。こういうところがいいんだなあ。とはいえ、3の終わり方がかなり良かっただけにどうしても見劣りはしてしまう。

あと2作なのでがんばって追いかけて行きたい。


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