FC2ブログ

旧作映画の感想、ネタバレしてます。
13
2017

パージ 大統領令

THE PURGE ELECTION YEAR / 2016年 / アメリカ、フランス / 監督:ジェームズ・デモナコ / サスペンス / 108分
3AL__201712130026329aa.jpg
楽しい楽しい殺人の日がやってきたぞお!
【あらすじ】
1年間に12時間だけ犯罪オーケーというパージの日。日本も導入しちゃう?



【感想】
パージシリーズは1作目とこの3作目を観ました。2は未視聴。1はホームレスを救ったことがきっかけで、自宅を襲撃してくる殺人者たちから家族を守るというこじんまりした作品だった。ちょっとグロ要素も強めでしたし、設定の粗さも目立った。3作目になると、洗練されて大作感すら出てきましたね。舞台も一家族だけの話というわけではなく、パージ法廃止を公約とする大統領候補を守る戦いに発展している。貧富の格差、アメリカの右傾化についても1よりもやや強めに設定されているように感じた。

物語は、自分の店を守ろうとする店主と従業員、大統領候補とボディガードという二つのストーリーが絡み合って進行する。シリーズが大きくなったせいか、設定にバランスを感じる。パージ賛成派は富裕層の白人極右で、パージ反対派には黒人やメキシコ系移民を配置している。

cL__201712130039284a9.jpg

パージに反対している店主(左)と従業員(右)のコンビ。それぞれ見せ場があって良かったですよ~。彼らと協力して街を守る女性(下)も大活躍でした。立場の弱き者たちがアメリカを守るということかな。

eAL__2017121300391825f.jpg

政治的には正しいのかもしれないけど、映画的にはあまりにも教科書的すぎるというか。ちょっと滅茶苦茶さが減ってしまったようにも。1と違って、あまり残酷な描写もないですね。デスゲーム感が薄れて、正義の戦いのようになっている。だけど、ストーリーはしっかりしており、キャラそれぞれの個性も際立っており、面白くなっているように感じた。

だが、そんなバランスなどぶち壊してやるとばかりに出現するのが、万引き女子高生の二人組。いやあ、良かったわー。君らがいてくれてほんと良かったー。

eV1__20171213005835478.jpg

この左のね、ミッキーマウスみたいな髪の子が最高なんですよ。ものすごい態度の悪さ。あと、なんといっても抜群に顔が面白い。あまりにすてきな顔なので何枚も画像を保存してしまった。

e1__201712130059566b0.jpg

万引きを咎められたときの態度が最高。ムカつくを通り越してオモシロ顔になっている。当然、パージの夜には復讐(完全なる逆恨み)に現れる。待っていたぞ!

クリップボード04e

ド派手な電飾の車で店に現れたデスミッキー。死のエレクトリカルパレードが始まるぞお!

クリップボード02e

顔芸がすごい! 大ファンになってしまった。デスミッキー様!

調子に乗りまくったデスミッキーたちでしたが、ショットガン姉さんにあっさり撃ち殺されてしまった。ううう、悲しい。ショットガン姉さんは凛々しくてかっこいいですね。

tAL__20171213003919092.jpg

こちらはボディガード(左)と大統領候補(右)。ボディガードには「ディス/コネクト」にも出ていたフランク・グリロ。ちょっと目が落ち窪んだような陰気なお顔。ヴィゴ・モーテンセンもそうだけど、この手の陰気な顔、好きだな。暗殺者が使うようなナイフで大統領を守る。格闘場面もなかなか良かったです。

yL_.jpg

パージ法廃止を目指す大統領候補のチャーリー・ローン上院議員(エリザベス・ミッチェル)。目的のためには手段も正しくなければならないという信念の人。政治家というのは確かにこうあってほしいけども。

とてもよくまとまっていて、1作目のようなB級映画感は薄れてしまいました。それがいいのか悪いのかよくわからんけども。誰もが楽しめるような娯楽作品に仕上がっていると思います。後味の良いすっきりした終わり方になっていて、何も考えずに楽しむことができました。

そしてやはりデスミッキーの顔がいい。

クリップボード02e

ファンサイト作りたいなあ。


関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment