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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
24
2017

ヘラクレス

HERCULES / 2014年 / アメリカ / 監督:ブレット・ラトナー / アクション / 98分
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神の子でなくても英雄に。なぜなら顔が面白いから。
【あらすじ】
いろいろありましたが傭兵としてがんばります。



【感想】
ギリシャ神話で数多の怪物を打ち倒し、十二の難業を成し遂げたヘラクレス。そんなヘラクレスの伝説は噂に尾ひれが付いたものであり、本当はただの人間でしかなかったという切り口の物語。監督は「ラッシュ・アワー」シリーズのブレット・ラトナー。テンポ良く進むストーリー、激しい戦闘場面、コミカルで魅力的なキャラクター、お色気も残虐な場面もなくて家族で安心して観られる娯楽作品です。

リアルさや残虐さを追求した作品が多い中、ここまですっきりとした勧善懲悪ものは逆に珍しい。シンプルで、正しい者が勝つという後味の良さ。何も考えずに楽しめるし、いいと思います。

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神と人の間に生まれたといわれるヘラクレス(ドゥエイン・ジョンソン)。やっぱり顔が面白いなあ。倒したライオンを兜にしている。そんな悪趣味なのかぶるー? と思いますが、そこがいい。食われてるみたい。どこかに売ってないかな、この兜。

ハルク・ホーガン以降、プロレス界から映画に進出してもっとも成功しているのがドゥエイン・ジョンソンだろう。「オーバードライヴ」のように、あえて持ち前の筋肉を封印しても面白い作品は作れた。でも、この「ヘラクレス」のようにゴリゴリムキムキの筋肉をこれでもかと見せつけてくるのもいい。やはり体が持つ問答無用の説得力には勝てない。鎖を引きちぎったり、石像を倒したり、普通ならば絶対できないことでも、それぐらいやりそうな筋肉なのだ。

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どうですか、この筋肉。というか、顔が面白いんだな、やっぱり。

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そしてチームヘラクレスの皆さん。それぞれ個性的で見せ場がある。ヘラクレスの伝説として語られた十二の難業はヘラクレスの力だけでなく、チームの協力があってはじめて成し遂げられたということがエンドロールで示されている。最後の最後まで楽しませてくれるところに作り手のサービス精神を感じる。

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戦闘場面も戦車で走り回り、スピード感があって良かった。戦車の側面に付けた刃で敵を真っ二つにしているはずだけど、うまいこと残虐な場面を入れずに自然と敵を倒しているように写している。家族向けの作品にしたかったからだと思いますが、いい工夫ですね。

普通の人も努力すればヒーローに。正しい者は最後には勝つという、いささか気恥ずかしくなるようなメッセージを堂々と打ち出した作品。王様は、やられてざまあ! と思えるような真正のクズなので本当にありがたい。悪役には徹底的に悪くあってほしいもの。下手に改心されたりすると困る。その点、たいへんよろしかったと思います。

家族で気持ちよく楽しめる娯楽作品でした。


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