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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
16
2018

SING / シング

SING / 2016年 / アメリカ / 監督:ガース・ジェニングス / 音楽 / 108分
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歌う喜び。とにかく歌おう!
【あらすじ】
劇場の経営が傾いたのでオーディションを開いてみる。



【感想】
大人も子供も楽しめるという言葉がありますが、まさしくその通りの作品。でも、この作品は大人の心にこそより響くのではないかと思いました。わかりやすい話ですが良かったですよ。

子供の頃に舞台に魅せられ、劇場を持つ夢をかなえたコアラのバスター・ムーン。しかし、劇場の経営は傾き、資金難に喘いでいた。バスターは、賞金1000ドルの歌のオーディションを開き、観客を呼び寄せることを考え付く。

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コアラとかネズミの毛のモフモフ感が出ていてたいへんよろしいですね。モフモフ。なでたい。

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オーディションに集まった面々は希望に溢れているというよりも、それぞれに悩みを抱えていて、音楽に救いを求めているように映る。その部分が心に訴えかけてくるのかな。

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主婦のロジータ(中央)はたくさんの子供に恵まれ、毎日忙しく働いている。ありふれた主婦の生活で人並みの幸せはあるけれど、それでも満たされない想いを抱えている。こういうちょっとした違和感というのが共感しやすい。もちろん、彼女は今の生活には不満はないのだろうけれど、それでも家族の世話だけをして、歳を重ねていくことに漠然とした不安を覚えるというような。

彼女にとっての救いは歌なんですよね。スーパーマーケットで踊る場面も良かった。彼女を褒める監視カメラとか。

鬱屈した想いを抱えているのは彼女だけじゃなくて、犯罪に手を染めるゴリラのジョニーもそうだし、

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人前で歌うことを怖がる象のミーナもそう。

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「歌で生活をすることが、人生を掛けた夢!」というほどの人たち(動物だけど)じゃないんですよね。これがすごく重要に思える。音楽にすべてを賭けているわけでもないけれど、何か光がないと生きるのはやっぱりしんどい。これは多くの人が共感できるように思える。私の元上司も「仕事の中に光を見つけなさい」というのは常に言っていた。光なしでも生きられるが、光なしで生きるのはあまりにも無味乾燥だし、なによりもったいない。ちょっとした何かでいいんですよ。

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劇場の改装に失敗し、劇場を破壊してしまったバスター。だが、オーディションの賞金がなくなった後でも、歌うことに喜びを求めた動物たちは劇場を再興しに戻ってくる。

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それはお金大好きなネズミちゃんもそうで、お金はたしかに好きだけど、それだけでもないんですよねえ。ネズミちゃんの歌う「マイ・ウェイ」は良かったなあ。

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音楽に疎いので曲がよくわからないのだけれど、どこかで一度は耳にしたことがあるような音楽が流れてくる。彼らが歌っている姿を観るのがとても楽しくて心が浮き立つ。楽しそうにしている人を観るのが楽しい。音楽の魅力にグイグイ引っ張られて最後まで楽しめました。面白かったです。


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