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2018

ブライド・ウエポン

IN THE BLOOD / 2014年 / イギリス、プエルトリコ、アメリカ / 監督:ジョン・ストックウェル / アクション / 108分
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バカにさらわれるのは嫌だ。
【あらすじ】
ダンナがさらわれたので助けに行く。



【感想】
「ワイルド・スピード EURO MISSION」では、身体能力の高さを見せつけたジーナ・カラーノ。総合格闘技の選手だけあって、すばらしいアクションでした。今回も期待して観ていたのですが、うーん、ジーナ・カラーノを活かしきってないよ! 残念です。あと、脚本がほんとまあ‥‥、なんだろうねえ、楽しくなる白い粉とかやりながら書いてる?

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新婚旅行でドミニカ共和国に訪れたエバ(ジーナ・カラーノ)とデレク(カム・ジガンデイ)の夫婦。旅行先で事故にあった夫デレクは救急車で運ばれるが、病院に夫の姿はない。不審に思ったエバは警察に駆け込むが、警察も動いてはくれない。夫の失踪に犯罪組織が関与していることを知ったエバは怒りをたぎらせ、犯罪組織を追い詰めていく。

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警察も医者も全部グルで悪い人なのだ。南米の悪い人でお馴染みのルイス・ガスマン(右)も出ております。今回も相変わらずのブルドック顔。好きだなー、この人。

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エバの夫であるデレクがさらわれた理由がかなり強引。南米のあるリゾート地を支配するマフィアのボス、シルビオ(アマウリー・ノラスコ、右)。彼は骨髄の病気にかかっており、デレクは完璧な適合者だったのだ。そこでシルビオはデレクの誘拐を企てる。

シルビオは、デレクがドナーとしての条件にピッタリだということをどうやって調べたのか、また、新婚旅行にこの地を選んだのも偶然だと思うのだけど。おかしなことばかり。そしてデレクのさらい方なのですが‥‥。

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空中にワイヤーが張ってあり、滑車で滑走するジップラインというアトラクションがある。デレクの滑車に細工をして、途中で落下するような罠を仕掛けたのだ。ア、アホか。下まで10メートルあるか20メートルあるか知らんけど、下手したら即死やんけ。

だが、この悪のピタゴラスイッチは見事成功。デレクは適度に重傷を負い、病院へと運ばれるのだった。

もうねえ、こんなアホたちに誘拐をさせたらいけませんよ。デレクは人柄が良さそうなので、普通に骨髄提供してくれって言ったら、してくれそうなんだけど‥‥。死ぬわけじゃないんだし。

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そんでシルビオと対立するマフィアのボス、ビッグ・ビズ(ダニー・トレホ)が登場。あまりにもエバが暴れまわるものだから、このままじゃ島がダメになるとシルビオに制裁を下す。あいかわらず、迫力のある顔面。

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ビッグ・ビズはエバの手からナイフを奪うと「みんな、目をつぶれ」と、周りを取り囲む住民たちに目をつぶらせる。そのあとに、ナイフでシルビオの喉を掻き切る。「こいつは最初から死んでいたんだ」みたいなことを言う。シルビオから賄賂をもらっていた警察が駆け寄ってくるが「おまえたちには倍額を払う」と言い、警察と堅い握手。事件解決である。

めでたしめでたし‥‥、って、なるかー! うーん、本当にもう君たちは‥‥。

この映画は単なる勧善懲悪のアクション物として撮られたのだと思います。「また来いよー!」とガイドがエバ夫婦に手を振り、映画はハッピーエンドとして終わる。だが、正直なところすっきりしなかった。

警察や医者は賄賂をもらい、最後の殺人もなかったことになる。住民たちも見て見ぬフリ。そんなおかしいことだらけの状況を良しとしている。この脚本が変だということなら、それはいいのだ。だが、この脚本に違和感を感じない賄賂まみれの世界が本当にあるのだろうか。この脚本にOKが出ることに怖さを感じてしまった。実際どうなんだろ。脚本家の頭がおかしいのかな。そうだと信じたい。

ジーナ・カラーノは肉体に説得力があるし、格闘技の実力は折り紙付きだけど、どういうわけかアクションの面白味を感じられなかった。驚くような場面もなかった。本当の強さと、面白い見せ方というのはまた別物なのかな。また、違う作品でジーナ・カラーノを観たいです。


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