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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
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2018

天元突破グレンラガン

2007年 / 日本 / 監督:今石洋之 / SFファンタジー、ロボット / 全27話
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どこまでも突き抜ける少年漫画の王道。
【あらすじ】
地下に住んでいるので、地上に出たい。



【感想】
細かいことはおいといて、とにかく熱い展開。正しき少年漫画という感じでした。

生まれたときから地下で暮らすジーハ村のシモン。いつものように穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。その時、突如、村の天井が崩れ、巨大ロボットが落ちてきて暴れ出す。騒ぎの中、巨大な顔に乗り込んでドリルを差すと、ロボットとして起動する。襲い掛かってくる敵ロボットを迎え撃つシモンと兄貴分のカミナ。敵を打ち破ったシモンたちは地上へと向かう。

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1~8話ぐらいまでを観ると、わりと普通のロボットアニメなのかなと思った。だが、主人公シモン(上)の兄貴分であるカミナ(下)が死んだ後に物語の性質がガラッと変わる。

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ガンメンという謎の敵と戦うためにグレン団を率いていたカミナ。カリスマ性のあるカミナが死んだ後、バラバラになりかけるグレン団。グレン団のメンバーはシモンをリーダーと認めようとはしない。シモンはカミナのようになろうと焦るが、独りよがりな頑張りが空回りしてしまう。

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シモンはカミナになれない。当たり前だけど、自分は自分以外の誰かにはなれない。それを認めたときにシモンは大きな成長を遂げる。カミナになるのを諦めて自分の道を歩き出したとき、ひたむきに努力するシモンの姿がカミナに重なって見えるのも面白い。前半は少年シモンの成長譚が描かれる。仲間との絆が深まっていく様子もいい。

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もう宇宙に行ってからは、正直なところよくわからない話になってくる。わからなくてもそれがどうしたと言わんばかりの、ひたすらに熱い展開。努力、根性のゴリ押しで突破していく。思えば、努力、根性で突破できないことなどそれほどないのかもしれない。よくその業界だとか分野に「向いている」「向いていない」という話があるけれど、才能を必要とするほどの領域まで行き着く人って実はそんなにいないんじゃないのかな。本当は努力、根性でかなりのレベルまで行けるのではないか。自分の努力不足を棚に上げて、才能のなさのせいにして逃げているのではと思わされた。アニメと関係なかった。

で、ひたすらに努力、根性で押してくると、その暑苦しさがやがて癖になってくる。歌舞伎のように派手に見栄を切る場面も、最初はわざとらしくて野暮ったい印象だったけど、こうまでしつこくやり切られるとかっこよく見えてくるから不思議。突き抜けたものは断然かっこいい。

似たような作品に「キルラキル」がありますが「グレンラガン」もなかなか熱い作品。少年時代に観ておきたい、努力、根性、友情、正義が詰まった作品。


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