FC2ブログ

旧作映画の感想、ネタバレしてます。
30
2018

イントゥ・ザ・ブルー

INTO THE BLUE / 2005年 / アメリカ / 監督:ジョン・ストックウェル / サスペンス / 110分
1L__20180430114241eee.jpg
なぜか作られ続ける宝探しもの。
【あらすじ】
お宝を発見して、のんびり暮らしたい。



【感想】
2017年に公開されたものではなく、古いほうのです。「イントゥ・ザ・ブルー2」というタイトルの作品もありますが、同じような宝探し映画。1と2に物語の繋がりはありません。2よりは1がいいかなあ。

海に沈むお宝を探す作品は、ハリウッド映画でよく見かける。よく見かけるわりにそれほど面白いとも思わないんだけど。思えば、日本人は宝探しを生業にしている人はほとんどいない。この映画では「60億ドルの財宝が今も海に眠っている」と紹介される。アメリカやヨーロッパでは宝探しの成功例も多くあって、意外と身近なものなのかな。

xxxAL_.jpg

沈没船の引き上げを夢見て一攫千金を狙うジャレット(ポール・ウォーカー、右から二人目)。貧しい暮らしではあるが、恋人のサム(ジェシカ・アルバ、右から一人目)と楽しく暮らしている。こういう人たちがどれぐらいいるのかはわからないけど、気ままでいい暮らしにも見える。美しい海、白い砂浜、若い恋人たちという。なかなか暮らしぶりは厳しそうだけど。

12L__20180430114242cd0.jpg

「私と宝物、どっちが大事?」「うーん‥‥、お宝かな~」「こらー!」という例のやつ。うらやましいやつ。あまたのお宝探し映画でやり尽くされてきた王道の展開。やれやれと思いつつも、ポール・ウォーカーとジェシカ・アルバだと頬が緩んでしまう。

jessica-alba2.jpg

ジェシカ・アルバの最も美しい時期の作品かもしれない。爽やかで健康的な美しさ。もちろん色気もあるし、かわいさもあるのだけど、過度ないやらしさを伴わない。男から見ても、女から見ても、好かれそうな感じがある。

2_20180430165706923.jpg

c_20180430165647cf5.jpg

ジェシカ・アルバをきれいに撮ることに成功しているし、もうそれだけでこの映画はいいんじゃないか。

xxsL_.jpg

友人のブライス(スコット・カーン、左)は、ガールフレンドのアマンダ(アシュレイ・スコット)を連れ、ジャレットの所へ遊びに来た。学生時代の友人という設定なのかもしれない。出会うなり、取っ組み合いをしてふざける。ジャレットは、ブライスを抑え込んでフロントスリーパーでタップさせる。この場面は「ワイルド・スピード」でタイリース・ギブソンと取っ組み合いをするブライアン(ワイルド・スピードでのポール・ウォーカーの役名)と重なって見えてしまった。

ポール・ウォーカーの代表作は「ワイルド・スピード」シリーズ。彼はシリーズ7作目の撮影が進む中、イベントに参加した帰りに交通事故で亡くなっている。ちょっとしんみりしましたねえ。

普通の宝探し映画ではあるものの、ちょっと印象的な場面があった。ダイビングをしている最中に、沈没船を発見するが、同時に墜落した飛行機も見つける。飛行機の中には大量の麻薬があった。

xL__20180430114243c39.jpg

沈没船を引き上げるには専門の機材を積んだ船が必要で、その船を買うには大金がいる。友人のブライスはジャレットに、墜落機の中にある麻薬を売りさばいて船の購入費用にあてようと持ち掛けるのだ。

このときのねえ、ブライスの説得の仕方が良かった。
「今は若いから貧しくてもいいけれど、歳をとったとき、本当にサム(恋人)はおまえのそばに居てくれるのか? 年老いたおまえが汚いバーの片隅でヨダレを垂らしながら『あの沈没船を最初に見つけたのは俺なんだ』(引き揚げたのは他人)と、泣き言をいうんじゃないのか? だから麻薬売ろうよ」みたいなことを言う。これは、ちょっと効きますよねえ。

宝探しというと、日本人の感覚からはだいぶかけ離れてしまう。でも、つい観てしまうのは「宝」というものを「夢」や「目標」の暗示として捉えている部分もあるからだろうか。「宝」を「夢」に置き換えても物語は成立するのかもしれない。その夢がスポーツ選手でも、ミュージシャンでも役者でもいいのだけど。そうしたとき、ブライスの言葉はなかなかの重みをもって訴えかけてくるし、また、人はこういったことから悪事に手を染めてしまうのかもしれないとも思った。結局、ジャレットは麻薬売買には手を出さず、うまい方向に物事は転がる。

xxL__20180430114245d6a.jpg

そんで、だいたいいつも悪い事をやっているジョシュ・ブローリン(右)がやっぱり悪い人で出演。

正直なところ、ストーリーはよくあるお宝探し映画ですが、ポール・ウォーカーとジェシカ・アルバの美しさ、魅力的な海、鮫も出てくるので楽しめました。眺めているだけでいいかも。


関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment