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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
30
2018

プラスティック

PLASTIC / 2014年 / イギリス / 監督:ジュリアン・ギルビー / 犯罪、サスペンス /102分
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調子に乗ったら怖い人が出てきた。
【あらすじ】
クレジットカード詐欺で稼いでいます。



【感想】
大学生のクレジットカード犯罪を描いた映画。一応、実話ベースとのことだけど、どこまで実話に忠実なのかは不明。とてもそこら辺の大学生がやれる犯罪ではないように思うのだけど。クレジットカード詐欺のことをプラスティック詐欺というんですね。材質からかな。

詐欺にかける対象のメールを盗み見て性格を分析したり、対象の人間が買い物をしている店で買い物をするなど、詐欺にもちょっとしたノウハウがあるのですね。たしかに、ネットショッピングなどでも、今まで買ったことのないサイトでクレジットカードを使って連絡がきたという話は聞いたことがある。引っかけるときはこういうのが重要なのだなあ。勉強になるなあ!

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サム(エド・スぺリーアス、右)をリーダーとする四人組は、遊ぶ金欲しさにクレジットカード詐欺を行っていた。だが、ある晩、メンバーのイェイツ(アルフィー・アレン、下の画像右)とラファが強奪したスーツケースはギャングの物だった。スーツケースの中にあったタブレットには居場所を発信するスパイウェアが仕込まれていた。

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発信元をたどられ、ギャングさんたちに裸にされて縛り上げられるイェイツたち。イェイツ役は「ゲーム・オブ・スローンズ」(GoT)のシオン・グレイジョイでもお馴染みのアルフィー・アレン。GoTでも悲惨な拷問を受けてましたが、また悲惨な目にあってますねえ。自業自得。

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やられっぷりが様になるなあ。いいお顔!

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アルフィー・アレン(右)は繊細さと凶暴さを兼ね備えた顔立ちが魅力。今回も、小悪党っぷりが際立っていますよ。実に見事にチームの和を乱していきます。チームにいなくていい人。犯罪映画でよくある展開ですが、綿密な計画を立てる頭脳があっても、他のメンバーが暴走したり、癇癪を起こしたりして計画が破綻してしまう。外部ではなく内部から計画は崩れるのだ。

これは犯罪だけでなく、会社の立ち上げなどでもそうですが、本当にねえ、人はできるだけ入れない方がいいように思う。少人数で信頼がおけて自制心のある人間だけで作られたチームのほうが物事を成功させやすい。だが、そんなふうに犯罪をやられてしまうと成功してしまう。イェイツさん、がんばって掻き回して!

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ギャングに脅されたサムたちは、より大規模な犯罪で荒稼ぎすべく、カード会社に勤める女性フランキー(エマ・リグビー、左)を仲間に引き入れる。フランキーはマルシアに似ているような。義丹の元嫁の。大鶴義丹ね。ひどい文章。

フランキーはメイクによってまったく表情が違うのが面白い。

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この画像だと、だいぶマルシア感は薄れているような。水着でもないのに、えらいかっこう。

サムたちは大手宝石商を相手に犯罪計画を実行する。自家用ジェットまで使った大胆かつ巧妙な手口はかなりの金額がかかっているはずだけど、なんとなく予算のなさを感じさせるのだ。貧乏なオーシャンズ11のような雰囲気。ゴージャス感がないんですよね。メンバーのラファが食料雑貨店で深夜バイトをしているとか、そういうことじゃなく、映画から滲み出る金のなさを感じるのだ。不思議。

話のテンポは良く、楽しめました。しかし、主犯格のサムがわずか2年で出所しているというのが不可解。到底2年じゃ許してもらえなさそうだけど。肝心の盗まれたダイヤはまだ見つかっていないというのも面白い。これ、肝心の部分が謎になっていて、まったくわからないのだけどドキュメンタリーでも見てみたい作品。よくまとまっていますが、謎に包まれている部分も多く、ちょっと消化不良に感じました。


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