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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
03
2018

アポカリプト

APOCALYPTO / 2006年 / アメリカ / 監督:メル・ギブソン / マヤ文明、中世 / 139分
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【あらすじ】
違う部族に襲われた。



【感想】
メル・ギブソン監督作品ということでね、酔っぱらってのユダヤ人への差別発言などがあり、フィルターがかかって観てしまうところはありましたが、面白かったです。

マヤ文明後期の中央アメリカ。スペインの侵略が始まる手前あたりでしょうか。部族間の戦争、生贄の儀式、奴隷など、荒々しい時代ですね。人の心臓をとって高々と掲げて見せたり、生首や死体がゴロンゴロンするところもありますので残虐描写が苦手な方は回れ右の映画でしょうか。「グリーン・インフェルノ」をちょっと思い出した。

時代考証などがどの程度、真実に迫っているかはわかりません。全編マヤ語で撮ったという気合の入れようは見事だと思います。

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お話は本当にシンプルなもので、主人公であるジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)の部族が好戦的な部族の襲撃を受け、村は壊滅。ジャガー・パウは必死で妻と息子を洞窟に隠す。洞窟は井戸のような構造になっていて、誰かの助けがないと出られない。囚われたジャガー・パウは奴隷となってしまう。彼は妻と息子を助けるために、逃亡を図る。

かいつまんでみればこれだけの話なのですが、とにかく描写が残酷かつ過激で見応えがある。

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生きたまま胸を裂かれ、心臓を取り出される生贄。こういうことをやっていた時代もあったんだろうなあ、と何かしみじみと観てしまいました。

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メイクや衣装も大変に凝ってまして本職の方(現地の方)なのかなと思うほど。

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浅草サンバカーニバルを強烈にした感じ。

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この右のお方が残酷部族の酋長なのかな。鉄の意思で脱走したジャガー・パウを追い詰める。ジャガー・パウが何十メートルもある滝から飛び込んだときも、ためらわず滝に飛び込んで追いかける。ヤバいお人。ためらう部下には「俺の部下に臆病者はいらん!」とばかりに撲殺。なかなかのブラック上司ですよ。

ジャングルの中をひたすら追いかけっこというだけで、139分間も引っ張るのはものすごいことですね。でも、まったく退屈せずに観ていられるという。それだけこの命がけの追いかけっこだとか、部族の暮らしの様子(本当かは知らん)が魅力的だったのでしょう。冒頭の野ブタを狩るところとか、エネルギッシュでいいですよねえ。

残酷と書きましたが、現代の価値観で考えるとというだけのことで、当時は生贄を神に捧げるというのは当然のことか。むしろ現代は人口が増えた分、生き物を大量に消費するようになっており、残酷さが工場の中に押し込められただけともいえる。


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