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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
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2018

弱虫ペダル(シーズン1、2)

2013-2015年 / 日本 / 監督:鍋島修、原作:渡辺航 / 自転車、青春 /1期38話、2期24話
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仲間が背中を押してくれるから。
【あらすじ】
アニメ部に入りたかったが、なぜか自転車部に入ってた。



【感想】
ロードレースの世界を取りあげた作品。知らない分野の作品というのはいいですね。とにかく熱い。努力、友情、勝利は少年ジャンプの編集方針として有名ですが、まさにそんな熱さを感じる少年漫画。少年チャンピオン掲載だけど。

あと1話だけあと1話だけと観続けるうちに、やめどきを失ってシーズン2まで一気に観てしまった。終わらないもんだから、徹夜しかかったわ。これシーズン1(全38話)はインターハイの途中、盛り上がっているところで終わるんですね。で、シーズン2のインターハイが終わるまで観ようと思ったら、インターハイ終了が24話で、観終わったらシーズン2が終わっていたという。どんだけ引っ張るんだ。500メートル進むのに3話ぐらいかかるときがあるよ‥‥。面白いからいいけど。

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千葉県立総北高等学校新入生・小野田坂道(右)は秋葉原大好きのオタク少年。ひょんなことから自転車部に入部した小野田は、クライマーとしての潜在能力を開花させる。

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本当にねえ、嫌なキャラが出てこないというね。みんな性格いいんだよなあ。巻島さん(右上)なんて、意地悪な魔法使いみたいな顔してんのに、もうねえ、こんないい先輩いないよ。巻島だけじゃなく、金城も田所も人格できすぎてない? 上司になってくれないか。小野田のオタク趣味をバカにするような人間は一人もいない。みな、大人である。

レース中、しばしば回想が入り、それが長くて邪魔に感じることもあるがキャラの厚味を感じさせてくれていい。メインキャラではなくても、丁寧にとりあげている。荒北とか御堂筋とかパーマ先輩とか。ちょっと御堂筋は、やりすぎなような。妖怪っぽい。

インハイはいい場面が多かったですね。鳴子や荒北の走りはたまらないものがあった。

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実際のロードレースをまったく知らないのですが、かなり脚色はあるとは思います。あんなに故意に肩をぶつけていいのかとか、喋りながら走ってるとか、スタミナが無尽蔵とか、変な部分があるにはある。実はロードレースの知識がないほうが楽しめるのかもしれない。わからないんで。

とても盛り上がるアニメですが、キャラがピンチに陥り、回想を挟み、先輩や仲間の励ましによって立ち直るというのが少し定型化しすぎているように感じる。まーた、これかいという。本物のロードレースでは高度な戦略や駆け引きがあるかと思いますが、あまり戦略面はクローズアップされず、仲間たちの絆によって局面を打開していく。それは切れ者キャラであるパーマ先輩なども基本的には同じわけで、もうちょっと駆け引きとか増えたら嬉しいなあ。仲間に励まされると無尽蔵のスタミナが湧いてしまうというのがちょっと。あと、監督が外国人で何かやりそうなのだけど空気。セリフもないぞ。

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学生時代、仲の良い先輩後輩がいたわけでもなく、ボーイスカウトでも先輩は敵ぐらいの感じだったわけで、だからこそ横の連帯が強まったというのはあるけど、上下関係はあまり良くなかった。それは私がかわいがられるような人柄ではなかったということかもしれないけど。

こういうの観ると先輩に憧れますよ。でも、現実の高校生や中学生なんて、人格は未完成だし、少し賢いチンパンジーみたいなもんだから。もう、ひどい先輩ばかりでしたよ。いかがわしい本をレジで踊りながら買ってこいと命令されたり。先輩の教室に隕石落ちないかなと、しょっちゅう思ってましたから。だから、この作品の先輩後輩の関係なんて夢のようである。

なんだかんだでシーズン3のインターハイまで寝不足で観続けている。自転車欲しくなるなあ。クライマー憧れるわー。とにかく熱い作品が観たい人にはお薦めです。

前の会社でロードレーサーに乗っている人がいて「自転車乗りは性格最悪なやつが多い」と言ってましたが、なんとなくうなづける気もする。そりゃね、気が荒くなりますよ、これは。


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