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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
20
2019

グッド・ネイバー

THE GOOD NEIGHBOR / アメリカ / 監督:カスラ・ファラハニ / サスペンス / 98分
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調子に乗ってるYouTuberにお仕置き?
【あらすじ】
隣のおじいさん宅に監視カメラを仕掛けました。



【感想】
映画は世相を反映しますが、今は怒れる老人ものが流行なのかなあ。盲目の老人の家に忍び込む「ドント・ブリーズ」ですとか、ガンコ老人が心を開いていく様子を描いた「幸せなひとりぼっち」とか、老人が活躍するものが目立ってきた気がする。そんで、怒れる老人とYouTuberを組み合わせたのがこの作品。怒れる老人というか、怒らしているのはYouTuberなのだけど。

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ショーン(キーア・ギルクリスト、右)とイーサン(ローガン・ミラー、左)は、近所の一人暮らしの老人宅に忍び込み、隠しカメラを設置してドッキリを仕掛ける。ドアを急に開閉したり、窓ガラスを割ったり、音楽を突然鳴らしたりして老人の反応を観察する。幽霊を信じ込むかどうか、これは意義のある実験だ! などと主張するが、どう見ても単なるイタズラでしかない。ショーンは「この動画を公開して大金持ちだ!」などと言っており、おまえ、単なる迷惑YouTuberじゃねぇかという。おでんツンツン男でしかない。

ショーン役のキーア・ギルクリスト(右)はちょっと変わったホラー「イット・フォローズ」の童貞役でしたね。イーサン役のローガン・ミラー(左)も「ゾンビワールドへようこそ」というゾンビコメディ映画に出ており、これも面白かったです。

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さてお隣のガンコ老人ハロルド・グレイニーですが演じているのは、なんと「ゴッド・ファーザー」で長男役ソニーを演じたジェームズ・カーンです。自宅前を通りかかった犬の飼い主に向かって「(おまえの犬を)切り刻んで送り付けてやる」などと言います。相変わらず、ヤバいお人。だが、昔に比べれば丸くなった。挨拶代わりにマシンガンを乱射していた、あの頃よりは。

妻を失くして傷心のカーンの家に、さまざまなイタズラを仕掛けて反応を楽しむショーンたち。おじいちゃんをいじめるなよ‥‥。

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カーンの挙動不審な様子から、地下室に誰かを監禁しているのではないかと疑うショーンたち。地下室を探るべく、カーン宅に忍び込む。彼らの軽率な行動が悲劇を生むことに。過激化する動画配信者と孤独老人という現代的テーマを扱っていますが、やや説教ぽさが目立つようにも感じました。

「無秩序な動画配信で楽して稼いでいる奴らが痛い目にあったらいいよね」という、処罰感情を煽る作りになっているようにも感じた。どうも、それに乗ってしまうと作り手の掌の上で踊らされているようで、何か嫌なのだ。わりとよく踊るほうですけど。

ホラーかと思って観始めましたがサスペンスのほうが強めでした。面白さはそこそこ。おじいちゃん、かわいそ‥‥。


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