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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
01
2019

風の勇士ポルダーク(シーズン3)

POLDARK / 2017年 / イギリス / 監督:ジョッシュ・アグニュー、原作:ウィンストン・グラハム / 中世、恋愛 / 監督:全9話
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シーズン3は我慢のシーズン。
【あらすじ】
ドクター・エニスがフランス軍の捕虜となり、ロスたちはその救出に向かう。



【感想】
シーズン5で完結が発表されたポルダーク。記事によっては、打ち切りとも書かれていますが本当のところどうなのかなあ。ドラマは人気があれば続編が製作されますが、ポルダークはウィンストン・グラハムの小説が基になっているからストーリーは決まっていると思うのだけど。正直なところ、シーズン3はあまりスカッとするような展開もなく、終始じわじわいじめられているような感じなのでした。ううう。シーズン4に期待するぞ。

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ロス・ポルダーク(エイダン・ターナー、右)とデメルザ(エレノア・トムリンソン、左)の夫婦。シーズン2でロスとエリザベスの不倫が発覚したことにより、ロスはデメルザから制裁の裏拳を食らった。そのしこりはシーズン3でも消えぬまま、なんだかずっとギクシャクしておりますよ。ロスが悪い。

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ロスの周りの数少ないまともな人であるドクター・エニス。フランスとの戦いに軍医として従軍するも、捕らえられて捕虜となる。フランス軍の兵士に仲間たちが面白半分に殺されたり、けっこう精神的にきてしまうエニス。もう早く殺して~となってしまい、かわいそ。だが、そこでシーズン3のキーマンとなるアーミテージと出会う。

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お、男前やんけ‥‥。性格いい、家柄いい、能力高い、お金持ち、叔父は政界の有力者で人脈あり、というパーフェクト超人。アーミテージとエニスはお互いが支え合うことで過酷な捕虜生活を堪え忍ぶ。

収容所でのエニス救出場面なんですけどもリアリティを追及したのかもしれませんが、さすがに画面が暗すぎるという。暗闇でワーキャー叫んでいるのを聞くだけで、音声ドラマみたくなっとったよ。

ロスやデメルザの弟ドレイク(右)の活躍でエニスは救出される。ドレイクもシーズン3のキーマンになりましたね。

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エニスとアーミテージは捕虜生活が過酷すぎたのか、イギリスに戻っても普段の生活にうまく適応できない。今ではPTSDやトラウマという言葉は定着しており、周囲の理解もある程度得られますが当時はどうだったのだろう。根性なしとか、怠け者とか、思われたのだろうか。

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エニスの妻となったキャロラインが献身的に夫を支える。シーズン2までは、周囲を振り回すわがままお嬢様という感じでしたが更生したなあ。いい人になってしまった。

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シーズン3から登場することになったモーウェナ。きれいな人ですね。エリザベスの息子ジェフリー・チャールズの家庭教師としてジョージ・ワーレガン(左)に雇われる。モーウェナはすぐにジェフリーと打ち解け、ジェフリーの母親エリザベス(右)に嫉妬されてしまう。モーウェナ、ドレイク、ジェフリーは親子のように見えて微笑ましい。

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エリザベスはジョージに感化されたのか、どんどん性格悪くなっていきますねえ。怪しい薬にも頼り出したし。大丈夫か。ジョージは性格悪いままなので通常運転という感じですが。エリザベスの妹(右端)、シーズン3ではほぼ出番がありませんがこのドラマでもっとも性格のいい人だと思う。いい人から消えてしまう。

ロス、エリザベス、デメルザの関係はとりあえず落ちつきを見せ始め、かわりにモーウェナとデメルザの弟ドレイクの恋愛が主軸に。二人とも若々しく性格もいい。ドレイクの贈り物を受け取るときのモーウェナの表情は、ためらいと喜びが半々のようでかわいらしい。

身分の差はあれど結婚してほしいなあと思っていたら、出てきたのが変態貴族ウィットワース。

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女の足の指をペロペロするのが好き! というわかりやすい変態。基本、セックスのことしか考えていない高校生マインドを持ち続けている。一応、聖職者なのに。ウィットワースはジョージと利害が一致し、モーウェナを強引に妻にしてしまう。デメルザは、自分がロスとの身分を乗り越えて結婚したのでドレイクを応援するかと思えば、そうでもないんですね。身分が違って自分が苦しんだから弟には同じ思いをさせたくないということなのかな。しかし、性欲おばけウィットワースの暴走がとまらないのだった。この人はシーズン3のMVPかもしれない。

ウィットワースは、ジョージの悪さとはまた少し違うように思える。ジョージは志向が権力とロスへの憎しみに向いているんですよね。立場を利用してモーウェナを強引にくどいたりとか、そういうことはしない。

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いろいろありまして大おばさま退場(左)。ジョージをネチネチいじめるいいキャラだったのに~。もうジョージをいじめる奴がいないじゃんかあ! さみし。最後に爆弾落としていきましたけども。ただでは死なん精神、見習いたい。

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完璧超人であるアーミテージですが収容所生活の影響で体調を崩してしまう。そしてロスの妻デメルザに恋をしてしまう。アーミテージはすべてが完璧なのに、観ていて嫌な気分にならないのだ。結局、男前だからか。

ロスに命を救われたことに感謝し、ロスに敬意を持っている。それでもデメルザを諦められないのだが、口説き方がいいのかな。デメルザがロスから受けた不当な扱いに同情する。半年後に自分は失明するので、たった一度だけデメルザとの思い出が欲しい。それをこれからの人生の支えにしたい、みたいなことを言う。そんなん言われたらさあ! まあ、一度だけなら? みたいになりませんか。なるでしょうよ!

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ロスは教会で偶然出会ったエリザベスにチュッチュ、チュッチュしてしまうしさあ。ロス、おまえという奴は‥‥。デメルザが夜遅く戻ってもロスは追及しないんですよね。デメルザが「今は何も聞かないで」と言うと本当に何も聞かない。聞かんかーい! ってなる。え‥‥なにこの消化不良感‥‥と思ったままシーズン3は終わっていくのだった。

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良かったのは飢えた民衆とロスとの対決場面。かつての仲間(海賊っぽい人)がジョージの穀物倉庫から強奪を図るが、銃を構えたロスたちと対峙することに。ロスは貧しい者の味方から権力者の手先になってしまうのかと思いきや、かろうじて踏みとどまる。ハラハラさせる演出が良かったですね。本当にねえ、この場面がなかったらねえ。ロスの数少ない見せ場ではないか。

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「おまえの子供はエリザベスの浮気でできたもので、実はロスの子じゃないの?」という、大おば様の最後の爆弾を食らったジョージ(左)。ダメージが大きすぎて動揺しまくりなのだった。エリザベス(右)に強く当たるものの、母の強さかエリザベスは逆切れ。「神に誓ってそんなことはない!」と断言する。嘘なんですけど。

それどころか、よくも疑ったな、おまえ謝れ! とジョージを追い詰めるのだった。アワアワするジョージ。かわいそ。逆に謝らされてました。フヒヒヒヒ。ジョージ、なんも悪くないのに。エリザベスのほうがジョージより役者が上なのを見せつけられた。

シーズン3はややフラストレーションの溜まる展開でした。4に期待したいところ。モーウェナとドレイクはあのままなのかなあ。ウィットワースはウィットワースで変態色が強くて、なかなかいいキャラではあるのですが、やっぱりドレイクとくっついてほしいですよ。

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