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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
12
2019

ある殺し屋 KILLER FRANK

LAUGH KILLER LAUGH / 2015年 / アメリカ / 監督:カマル・アフメド / ドラマ / 100分
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古い感じがみょうに落ち着く。
【あらすじ】
殺し屋をやっていたけど小説を書いてみた。



【感想】 
1980~90年代の雰囲気を漂わせた映画。画面の色合いが古く感じる。2015年の作品と知って驚いた。

幼少時に受けた虐待から、感情を失った殺し屋フランク(ウィリアム・フォーサイス)。街で偶然、声を掛けてきた女ジャッキーに興味を持ち、彼女が通う小説講座に自分も通い出す。ジャッキーとの交流でフランクは人間的な感情を取り戻していく。

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殺し屋フランクの佇まいがいいんですよね。余分なことは一切語らず(必要なことも言わないような)、淡々と仕事をこなしていく。

ヒロインであるジャッキーの存在が大きい。ずっと孤独だった彼の心に光が射していく。美男美女など俳優では当たり前ですが、え、この人をヒロインにする? という。そこが面白い。

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ややゆったり体型のジャッキー(ビアンカ・ハンター)。フランクとは対照的に社交的で明るい性格。観ていると好きになっていきます。中年のカップルだと、このぐらいがリアルかもしれない。

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ジャッキーとフランクが通う小説講座の描写が面白い。ここ、なんだかショートコントのよう。先生(窓際に腰掛けている男)は生徒に文章の感想をきくものの、喋り出した生徒をすぐに遮ってしまうし、他人の文章に必ず文句をつける男もいる。

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この必ず文句をつける男(右)が最高。仕草が一々鬱陶しくて、手の挙げ方もクネクネしていてたまらない。腹立つ~!

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ジャッキーの文章に男が文句を付けようとしたとき、フランクが男の頭をいきなりひっぱたくのが面白い。ここだけ観てほしい。この映画のピークと言えましょう。あとはもういいんだ!

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それからギャングの皆さんと仲間割れして抗争になるんですが、アクションとしては目新しさはない。ギャング映画というより孤独な男が愛情を知ったことによって変化していく様子が見どころ。あと小説講座のショートコント。地味ですし、ものすごく人気が出る映画ではないですが、フランクやジャッキー、クネクネ男の様子など良かったですね。雰囲気が良くて楽しめました。


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