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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
15
2020

オンリー・ザ・ブレイブ

ONLY THE BRAVE / 2017年 / アメリカ / 監督:ジョセフ・コシンスキー / 消防、実際に起きた事件を基にした映画 / 134分
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【あらすじ】
山火事を消しています。



【感想】
消防士をとりあげた映画は『バック・ドラフト』がまず頭に浮かびましたが、本作は生活に馴染みのある建物消火ではなく、山火事専門の消防隊ホットショットの活躍が描かれる。2013年にアメリカ・アリゾナ州で起きた巨大山火事ヤーネルヒル火災に立ち向かったグラナイト・マウンテン・ホットショットの実話が基になっています。死の危険と隣り合わせの仕事。

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とにかく荒っぽい職場でねえ。荒くれ者のたまり場という雰囲気。お尻を出してふざけたり、同僚にいたずらを仕掛けたり、やっていることが子供っぽい。体育会サークルみたいな感じなんですよね。苦手‥‥。焼きそばパンとPiknik(ジュース)買ってこい、とか言われそう。だが、そんな彼らの態度も山火事を前にすると一変する。

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生死にかかわる仕事場の緊張を和らげることもあって、体育会系サークルのバカ騒ぎのような反動があるのかもしれない。公式サイトには、最低でも18.1キロある荷物を背負って移動するとある。16時間働き、土の上で眠り、起きたらまた16時間働くという日々を繰り返すことも。普通の人間にはとても堪えられないだろう。

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山火事の消火は、水で消すというより迎え火によって火で火を撃退するのだ。ときにチェーンソーや斧で木を切り倒し、火の周囲を囲んで線状に穴を掘り、燃える物を取り除いて防火帯を築く。過酷な仕事。

ジョシュ・ブローリン(右)、テイラー・キッチュ、ジェフ・ブリッジスなど面子が濃い。主演はマイルズ・テラー(左)。顔が近すぎるんじゃよ‥‥。

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大変な犠牲が出たヤーネルヒル火災ですが、生き残った人の罪悪感というのは大変なものなのでしょう。山を覆い尽くし、迫って来る炎の迫力は恐ろしいものがある。巨大な炎を目の前にし、緊急シェルターという寝袋のようなものをかぶって堪えるしかない絶望感はすさまじいものがあると思います。恐ろしくも悲しい映画でした。消防隊員の方には尊敬しかない。

世界の貯蔵タンク事故情報というサイトで、ヤーネルヒル火災について詳しく紹介されていました。


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