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旧作映画の感想、ネタバレしてます。
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2020

ワイルド・スピード / スーパーコンボ

FAST & FURIOUS PRESENTS:HOBBS & SHAW / 2019年 / アメリカ / 監督:デヴィッド・リーチ / アクション / 137分
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仲良くケンカするおじさんたち。
【あらすじ】
ウイルスが世界中にばらまかれる前にとめたい。



【感想】
本作はワイルド・スピードシリーズの名を冠しているものの、ヴィン・ディーゼル、タイリース・ギブソン、ミシェル・ロドリゲスなどのレギュラーは出演しない。ドゥエイン・ジョンソン(左)とジェイソン・ステイサム(右)のみが出演したスピンオフ作品になっている。監督は『アトミック・ブロンド』のデヴィッド・リーチ。今回、シリーズの売りであるカースタントより格闘場面に多く時間が割かれたのも、監督の得意分野だからなのかな。

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いつものワイルド・スピードシリーズよりもコミカルで、筋肉多めの仕上がりになっています。ふーむ。ワイルド・スピードというのは町の汚い中華料理屋みたいなイメージがある。高くもないし、たいして美味くもないものの、みょうに癖になるチャーハンを出す店みたいな。たまに食べたくなるジャンクな感じ。メジャーになるような魅力があったかといえば疑問で、まさに好きな人は好きという。

ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーが作りあげたワイルド・スピードは、車や仲間の絆にこだわった作品だった。ワイルド・スピードには食事の場面も多く、仲間たちが仲良さげにご飯を食べているところがあって、実はあれが好きだったんですよ。二人だから仕方ないとはいえ、あれがなかったのは本当にさびしい。

前作『アイスブレイク』のときにも感じたのだけど、作品の成功によって有名俳優を起用できるようになり、CGにお金をかけることもできたけど、誰もが楽しめる作品を志向したがゆえに尖がったところが消え失せたのかもしれない。世界を破滅させるウイルスを追うというミッション:インポッシッブルみたいな展開。そういうのトム・クルーズのお仕事なのでは。

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『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で神秘的な悪役を演じたヴァネッサ・カービー(右)も出演。この人、あまり感情が読めず、不思議な魅力がある。格闘場面が良かったですね。ここまでできないと、いかんのだなあと感心。

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今回の敵役は『パシフィック・リム』などのイドリス・エルバ(左)。坊主(左)、ハゲ(中)、ハゲ(右)、というとても濃いキャストですね。一人が殴られている間に、もう一人が殴るという、偏差値5の作戦で強敵に立ち向かう。

ストーリーは壮大なものの、よくわからないところも多い。世界を滅ぼすウイルスを1日で取り出さなければならないが、ウイルスの抽出装置が壊れたので修理が必要。修理のために、仲違いしていたホブスの兄をたずねることにする。何年も連絡をとっていなかった兄弟のところへいきなり行くというのも無茶なような。彼が留守にしているかもしれないし、最新技術の粋を集めた装置みたいなのを田舎のお兄ちゃんが直せるのだろうかという疑問もある。直すのに必要な道具や部品は大丈夫なのか。なにせ猶予は1日しかない。だが、直せるのだった。それでいいんかい、と思いましたよ‥‥。

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最終的にはカーチェイスではなく、悪い人たちを殴って解決。もうここまできたら、それでよろしい。筋肉=正義。売りだったカーアクションや、ニトロも、付け足し程度でとりあえず使われているという感じがしてさびしいぞ。とはいえ、シリーズにこだわりなく一本のアクション映画としては、そこそこの出来だったのでしょうか。Amazonのレビューでは、★4.2とそれなりの評価。ドゥエイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムが仲良くケンカして協力する作品。二人のファンなら観てもいいかも。そういえば、今回はカーアクションだけでなく、スタイル抜群のお姉ちゃんが意味もなく踊る場面が入ってなかったなあ。あれがワイルド・スピードの魂なのに。よって★0です。


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