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2011

映画「宇宙戦争」

▼映画「宇宙戦争」 /米 2005年
ある日突然、宇宙人が地球侵略を開始する。トム・クルーズ扮する主人公が娘と息子を連れて、母親の家までワーキャー言いながら逃げていくお話。乱暴だな。

この映画のトム・クルーズは頭が切れるわけでも、飛びぬけた運動能力を持つわけでもなく、普通の港湾労働者である。しかも、離婚をしていて、子どもたちはもう新しい父親に慣れはじめている。子どもたちとは、今一つうまくいっていない。むしろ子どもに舐められていて、父親の権威などとっくになくしている。
宇宙戦争という壮大なタイトルはついているものの、世界各国の政府などが出てくるわけでもなく、主人公が逃げ延びていくのをひたすら追ったごく小さなスケールの物語になっている。

映画「2012」の主人公もそうだった。離婚をしていて子どもがたまに父親の元を訪れる。でも、子どもは新しい父親と案外うまくやっている。これが今のアメリカでは普通の家族なんだろうなと思う。離婚家族とでもいうのだろうか。
これは宇宙人どうこうよりも、苦難に直面した家族の成長物語にみえた。
父親の静止を振り切って、軍と一緒に宇宙人をやっつけに行ってしまう息子。それは親の庇護を離れて自立していく若者のようである。その後、息子は行方不明になるが最後に再会できる。
別れたときとは違って、熱い抱擁を交わす二人。反発していた父親から自立したものの、いざ自立してみたら世間はわりと大変で、そこではじめて父親の大変さがわかったという、そんなふうに受け止められた。

娘役のダコタ・ファニングがすごい。パニック状態になり、金切り声をあげてキャーキャー叫びまくるのだが、まあ、すごく耳障りなのである。宇宙人より怖い。ダコタ・ファニング3人ぐらいいれば、宇宙人、殺れる。地球救える。これ、ほんと。
子どもの聞き分けのなさを完璧に演じている。買い物中にあのヒステリー状態に入られたら、置いて逃げるレベル。
映画としては、えー、ちょっとあんまり薦めない。ストレス溜まる。

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4 Comments

しゅん  

No title

最後の希望であるカニ道楽ロボとグリコロボがトライポッドに倒され、いよいよ地球もこれまでかという時、さんまが操るタコ焼きロボが現れます。
あの大阪冬の陣2011ともいうべきラストシーンの対決には涙が止まらなかった人が続出とか(適当)

そういえばサインの宇宙人は雨が苦手でしたっけ。宇宙戦争の宇宙人も、地球の大気が駄目とかで。両方ともただならぬウッカリさが。地球文明の遥か先を行くわりに、ただならぬウッカリさが。
他人とは思えない。

2011/02/05 (Sat) 18:23 | EDIT | REPLY |   

ぺろ  

No title

まぁ「サイン」のエイリアンは殿堂入りしているので、あのレベルに達するのは難しいでしょうねぇ・・・

なるほど!
きっとOSAKAでトライポッドを倒したのは、食い倒れロボなんですよ。
あとカニ道楽ロボにグリコロボ。

2011/02/04 (Fri) 19:26 | EDIT | REPLY |   

しゅん  

No title

エイリアンベスト3って。
あ、たしかにサインのエイリアンと、ちょっと雰囲気似ているような。どれも、悪宇宙人の匂いがします。

あの映画の中で、大阪でトライポッド(宇宙人の乗ったやつ)を何台か壊したみたいなセリフがありましたねー。
ああいうとき、今までだったら「東京」出してたと思うのに「大阪」で観客に通用するようになったのかと、変なところに感心しました。
食い倒れロボとか出ればよかったのに。そこだけコントみたいになりそうだけど。

2011/02/03 (Thu) 23:21 | EDIT | REPLY |   

ぺろ  

No title

ワタシがグッときたラジオネームは、
「ぼにゅう・ピンク」ですね・・・

宇宙戦争はそういう意味ではまさかまさかの展開ですね。
あのエイリアン(本体ね)はワタシの中でのエイリアン・ベスト3に入りました。
2位は「インディペンデンス・デイ」、1位は勿論「サイン」のエイリアンです。

お休みなさいませ。

2011/02/01 (Tue) 23:21 | EDIT | REPLY |   

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