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2011

映画「ヤング@ハート」感想

▼映画「ヤング@ハート」 / 2008 米
平均年齢80歳のコーラスグループを追ったドキュメンタリー。いや、これ今年一番の作品じゃないだろうか。お薦めです。2008年のだけどね。

わたしの父が退職後に地域のコミュニケーションサークルのようなところに行った。そこでは足し算や引き算などの簡単な計算や、簡単な折り紙だとか、小学生がやるようなことをやっていたという。ついこの前まで現役だったという自負もあるので、そんなことやってられるかということで一回限りで行かなくなってしまった。

もちろん年齢や能力によりできることとできないことはある。でも、どうも老人(65歳はもう老人とはいえないけど)の可能性を勝手に決めてしまっているような気がする。老人なんだからボケないようにこの程度でいいんじゃないかというような。それはやはりバカにしている。

この作品に出てくる老人は上は92歳までいて、かなり難しい曲に挑戦している。そして厳しい練習に堪え、なんとか課題曲をものにしていく。老人が無力で穏やかで弱々しいなんてことはまったくない。自分の可能性を決めていいのは自分だけなのだろう。したたかでたくましい老人ばかりである。

自分が舞台で倒れたら、舞台の袖まで引き摺って行って、残った人で再び歌い続けてほしいということを言っていた。悲しんで歌うのをやめることが倒れた人の望みではない。歌い続けることが望みということが皆わかっている。実に粋である。恐るべきジイ様とバア様たちのドキュメンタリー。

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