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2012

映画「ラブ・アクチュアリー」

ラブ・アクチュアリー
Love Actually / 2003年 / イギリス、アメリカ / 監督:リチャード・カーティス / ラブコメディ


【あらすじ】
男女19人によるラブストーリー。短編をいくつも繋げたような形式のクリスマスにぴったりな作品。

【感想】
変な感じにひねっておらず、素直に楽しめるラブコメディ。笑わせたり、ホロッとさせられたり、あっという間に時間がたちます。ちょっとお色気シーンもありますので子供と観る時には注意というか、チチが出る。

■左)マルティン・マカッチョン、中)ヒュー・グラント、右)エマ・トンプソン
英国首相役のヒュー・グラント、メイド(秘書?)役のマルティン・マカッチョンは相思相愛。お似合いですね。

ヒュー・グラントはよかったですねー。首相官邸でのノリノリのダンスや、子どもたちに聖歌を歌わされて困っているとき、突然SPが一緒に歌いだしてビックリする顔とか。

ヒュー・グラントは首相ですから、立場上とても強いのですが、その冗談が嫌味に聞こえないのが良かった。メイドのマルティンが、自分の住んでいる所を「ダサい所」というのだけど、それに対して「うん。あそこはたしかにダサい」と言う。育ちのよさが嫌味にならないタイプ。素直なんですね。そういうことは、すごく大事だと思う。

エマ・トンプソンはちょっとかわいそうでしたね。ダンナの浮気疑惑がありつつも、家族の前で気丈に振舞うところとか。

■左)ハイケ・マカッシュ 右)アラン・リックマン
上記のエマ・トンプソンのダンナで、会社を経営するアラン・リックマン。浮気5秒前。赤い角を生やした小悪魔社員ハイケ・マカッシュに言い寄られます。

こんな娘に迫られたらしかたない。無罪!

■中)クリス・マーシャル
上記のハイケ・マカッシュが袖にした、まったくもてない男クリス・マーシャル。

もてたいという、ただ一つの理由でアメリカに行きます。完全に不純な動機というのがすばらしい。すると「イギリス男の発音がかわいい!」とかで、女の子にもてまくり。調子に乗りまくり。

そんな簡単にいくかね、諸君。

■左)マーティン・フリーマン 右)ジョアンナ・ペイジ
とてもシャイなのに、なぜかアダルトビデオに出演して出会う二人。どういうことだ。

実はもっとも初々しいカップルはこの二人かも。お互い裸なのに、かしこまった会話が面白い。

■左)ロドリゴ・サントロ 右)ローラ・リニー
病気の弟が気になって、恋愛に踏み切れないローラ・リニー。踏み出さないことが本当に弟のためになっているのかはよくわからない。

ロドリゴ・サントロは上腕二頭筋がすごい。

■左)リーアム・ニーソン 右)トーマス・サングスター
義理の息子との関係に悩んでいたリーアム・ニーソン。息子が部屋に閉じこもりっきりで心配している。その態度の原因が、片思いにあったとわかり一安心。

「なんだー、おまえー、片思いかー、フヒヒヒヒ」のリーアムとうさん。

カットされたシーン(DVD特典に収録)の中で、トーマスが空港内で体操選手のような動きで警備員をまくシーンがあった。あれはカットして正解だと思う。さすがに、ちょっとやりすぎなので。片思いの相手の子は、歌がとても上手。そこも見所。

■左)コリン・ファース 右)ルシア・モニス
言葉が通じない二人の恋愛。

その昔、悪役レスラーのタイガージェットシンが来日したとき、レフェリーのミスター高橋が世話をしたが、二人は言葉が通じなくてもうまくいっていたという。

だが、シンの日本語が達者になるにつれて、二人の関係はギクシャクしていく。まるで、関係ない話を書きました。この二人は大丈夫でしょう。

最後はロミオとジュリエットの一シーンみたいでしたね。


■左)アンドリュー・リンカーン 右)キーラ・ナイトレイ
忍耐の男アンドリュー・リンカーン。結婚式の演奏の演出がすてきです。そのVTRを確認しているシーンで真実に気づくのですが、これは騙されました。ゲイだと思ってた。友情に厚いナイスガイ。

いい男やのう!

■ビル・ナイ
いまや過去のミュージシャンのビル・ナイ。このクリスマスソングに再起をかけます。

マネージャーが一生懸命にプロモーションをしてくれるのに、足を引っ張るようなことばかりやります。困った人である。

しかし、彼とマネージャーの関係は本当に良かったですね。ローリング・ストーンズの曲の歌詞を思い出しました。

「目の前にいい女が通ったけど、俺は声をかけない。
なぜなら、俺は今、友だちを待ってるんだ」みたいなやつです。そんなこと歌うほどのことかと思うけど。ちょっといい。


■ローワン・アトキンソン
マイペースな店員役で登場。しかし、この人、表情読めませんね。

この作品をレンタルするとき、タイトルをど忘れしたので店員に訊ねました。

「ラブコメで、Mr.ビーンの人も出ていて、すごく大勢の人が出るやつなんですけど‥‥」「わかりました!」と、彼が張り切って連れていってくれた棚が、Mr.ビーンのところだった。

いやいや、それなら自分でMr.ビーンのところに行くわ。Mr.ビーンて、自分で言ってるから。

「そういえば、ちょっとクリスマスっぽいデザインだったかなあ」と言ったところ、彼が「わかりました!」と再び連れていってくれたところは、「オーシャンズ12」のDVDだった。

たしかに色は似てて大勢いてクリスマスっぽい。似ていなくもない‥‥、のか。自力で思い出しました。
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2 Comments

しゅん  

No title

あの結婚式のシーン良かったですねー。
あのサプライズはやられたほうは感激しますね。
気軽に観られて笑えていい作品でした。
ありがとうございます。

つむじ風食堂の夜も借りてきたので、今週中に観たいと思います。

2012/01/16 (Mon) 21:41 | EDIT | REPLY |   

みちよ  

No title

わー、わかりやすい相関図!(図?)
あの結婚式のシーンって幸せすぎて泣きたくなる。
あんな結婚式だれか企画してくれないかな。
その前に相手相手!
なんだかラブが溢れすぎてて本来なら辟易しちゃいそうなんだけど
出てくる人たちがみんなキュートなので全て笑っておしまい!的な
気楽さが大好きです。
コリン・ファースのエピソードいいですよね。
しゅんさんはタイガージェットシンの例をあげてましたが、
わたしはですね、アレを思い出しました。
ジム・ジャームッシュの『ゴーストドッグ』。
英語を話さないアイスクリーム屋さんと言葉を超えて通じ合う感じ。
これも大好きな作品です。
観てくれてありがとう。わたしも嬉しいわー。

2012/01/15 (Sun) 10:27 | EDIT | REPLY |   

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