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2013

映画「デンジャラス・ラン」

デンジャラス・ラン
2012年 / アメリカ、南アフリカ / 監督:ダニエル・エスピノーサ / アクション、サスペンス


新入社員の悲哀。やれと言われれば、そりゃやりますけどもー。
【あらすじ】
凄腕の元CIA工作員を取り調べてたら傭兵部隊に襲撃され仲間は全員死亡。新入社員のボクと元CIA工作員だけになってしまいました。とりあえず、逃げよか‥‥。

【感想】
デンゼル・ワシントンが好きで、見かけたらだいたい手に取るようにしています。CIAといっても全員エリートということはなくて、隠れ家の番をする裏方の人間もいるわけです。新人工作員のマット(ライアン・レイノルズ)も、その一人で「彼女はフランス行くって言うし、俺も南アフリカとかじゃなくて華のあるフランス行きたいなー。ボスー、僕にももうちょっといい仕事くださいよー」とか言ってます。

そしたら世界36カ国で指名手配されていた元CIA工作員トビン・フロスト(デンゼル・ワシントン)がケープタウンで捕まり、マットが番をしていた隠れ家で取調べを行うことに。

左の写真は「アワワワワ、いきなり大物が来るし、偉い人たちも来るし、おもてなし大丈夫かしら」と慌てるマットさんの図。この後、襲撃されて上司も同僚もみんな死亡。右の写真の怖い人と一緒に逃げます。言うことを聞いてくれる自信がないよ‥‥。

なにせトビンはベテランの元CIA工作員で、経験、頭脳、力、すべてマットより勝っている。このマットの新入社員ぶりがすごく微笑ましいんですよね。アワワワ、どうしよ、どうしよ‥‥、という心の声が聴こえてきそうです。

会社で一悶着あって財務関連が全員辞めてしまった。社長から「おまえにすべて任せた。株関連の書類はこのキャビネットにあると思う。株主総会はよろしく頼む」「え?え?社長?株って、茹でて食べると美味しいほうの株じゃなくて?社長ー!逃げるな、コラー!」っていう過去を思い出すなあ。ほんとジンマシン出そうになるな、あのときのことを思い出すと。

まあ、そういう話ですよ。みんな死んじゃうしさあ。凄腕の犯人と二人きりで逃げないといけないし、上司は今ひとつ信用できないし、悲しき宮仕えである。逃げてる最中にライアン・レイノルズが頼もしくなっていくのがいい。仕事でもなんでもありったけの負荷をかければ人は急激に成長する。ただし、それは死ななければの話。この場合、死にそうなのがまずい。

逃亡中、田舎の隠れ家に逃げ込む。ここにも、やはり番をしているCIAの工作員がいるんですね。その男は完全に退屈している。「はー。僕も都会に配属されたいっすー。こっちは女もいないし、娯楽もないし」みたいなの。マットの「あ、これ、昨日までの俺だ」っていう、なんとも言えない微妙な笑顔が良かった。

デンゼル・ワシントンが敵だか味方だかわからない感じが「トレーニング デイ」にちょっと似てるんですね。ただ、サスペンスとしての出来は劣る。ライアン・レイノルズがアワアワするのが嬉しい人は観てもいいかも。最近よく見かけるヴェラ・ファーミガ、ブレンダン・グリーソンも出ています。


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