02
2013

映画「きみがぼくを見つけた日」

きみがぼくを見つけた日
The Time Traveler’s Wife / 2009年 / アメリカ / 監督:ロベルト・シュヴェンケ / 恋愛、SF

超単身赴任の夫を愛し続けられるか
【あらすじ】
幼少時の交通事故をきっかけに、自分の意思とは関係なくタイムトラベルをしてしまう体質になったヘンリー(エリック・バナ)。自分の元に現れては消えるヘンリーに恋したクレア(レイチェル・マクアダムス)。やがて二人は結婚するものの、夫が消えまくるので困ります。


【感想】
タイムトラベルものですが、恋愛要素が強めです。ホラーと恋愛は、あまり観ないジャンルである。恋愛って結局、美男美女がケンカして引っ付いて、ケンカして引っ付いて、そんなのばかりじゃんかあ!じゃあ、最初っから引っ付いちゃいなよ!というね。嫉妬を父に持ち、憎悪を母に持つわたくしであるからして、うらやましいから観ない。前世は、イケメンの王子が飲んだらカエルになる薬を作っておりました。

さて、そんな苦手な恋愛物「きみがぼくを見つけた日」ですがSF要素があるというので、つい観てしまった。結果、面白かったんで良かったですけど。

主人公ヘンリーのタイムトラベルの仕方がちょっと面白い。突然めまいに襲われて、知らない時代に飛ばされる。このときヘンリーは裸になっている。ターミネーターでシュワちゃんも裸で飛ばされますが、シュワちゃんはいいんです。一回だけだから。ヘンリーは何度も何度もいろんな時代に飛ばされるし、そのたびにまず服探しから始めなければならない。だいたい他人の服を盗んでいる。

そんな服泥棒に恋したクレア。レイチェル・マクアダムスが少女時代から、結婚後まで幅広く演じる。メイクによってこんなに雰囲気が変わるものかと驚かされました。図書館でヘンリーに会ったときのクレアの表情は、目がキラキラと輝いて愛らしい。少し歳をとって落ち着いた雰囲気もいい。クレアが走る場面は本当に良かったですね。

で、タイムトラベルの仕方ですがちょっとずるい気もする。「ヘンリーの人生にとって大切な瞬間に移動することが多い」というですね、仕組みも何も説明されない実に作者の都合のよいシステム。ハナから説明する気なんてない潔さである。作品が面白いのでいいと思います。

クレアの妊娠の場面が良かったですね。ある理由から流産を繰り返すクレア。責任を感じたヘンリーは、クレアが再び妊娠をしないようパイプカット手術を受ける。ところがクレアはまた妊娠をしてしまう。クレアの浮気を問い詰めたヘンリーだが、クレアは違う時代から飛んできたヘンリーと関係を持ったと明かす。あのときの「結局、俺かー!」と、頭を抱えたヘンリーがすばらしい。みずからの性欲に負ける男ヘンリー。がんばれー。

レイチェル・マクアダムスは、ライアン・ゴズリングと共演した「君に読む物語」も面白かった。他の出演作品も観たくなりました。タイムトラベルの辻褄とかはいいから、恋愛物を楽しみたいという人にはお薦めです。


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