23
2014

アイアン・スカイ

アイアン・スカイ
Iron Sky / 2012年 / フィンランド、ドイツ、オーストラリア / 監督:ティモ・ヴオレンソラ / コメディ
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悪ふざけしても良いのは、どこまで?
【あらすじ】
滅亡したと思っていたナチスが月の裏側から攻めてきました。



【感想】
全編たいへんバカらしいギャグで、とてもよろしいと思います。

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現職アメリカ大統領(サラ・ペイリン似)は、次回大統領選挙の人気取りのため、ジェームズ・ワシントン(クリストファー・カービィ)を月面探査に行かせることにする。ところが、月には第二次大戦敗戦で逃げ延びたナチスの秘密基地があり、虎視眈々と地球侵略の機会をうかがっていた。で、月でいきなりナチスから銃をつきつけられるジェームズさん。顔が濃い人って、やはりちょっと面白い。黒人の宇宙服が黒って、やっぱりギャグなのかな。

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こちらは、ナチスのマッドサイエンティスト。いいお顔ですね。ジェームズさんを捕まえたナチスは、ジェームズさんが劣った黒人だとかわいそうなので優れたアーリア人に改造してあげます。親切!

で、余計なお世話で白人にされて激怒するジェームズさんだった。

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ドイツ兵器のデザインはレトロフューチャーでちょっと懐かしい感じがいい。ナチスのセクシーな女性地球学者レナーテ・リヒター(ユリア・ディーツェ、右)も良かったですね。地球学者っていうけど、ほとんど何もやってないけど。

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この映画では人種差別の冗談が多いけど、そうやってふざけられることに余裕を感じる。

月から攻めてきたナチスに対抗するため、各国の代表者が集まって会議をする場面がある。そこでは北朝鮮がバカにされたり、アメリカの横暴さが際立ったり、いろんな冗談が展開される。でも、ここになぜか、ドイツやイスラエルの代表者がいない。それはとても不自然なのだけど、何も触れられずに場面は展開する。ここは、まだ触れてはいけないタブーなのかもしれない。人種差別にしても、アーリア人や黒人は出ても、ユダヤ人についての冗談は一切ないんですよね。

無理に触れて、人を不快にするぐらいなら、そんなものは触れないほうがいいという判断かもしれない。あえて触れなかった部分に興味が出ました。風刺云々というより、頭を空っぽにして観られるバカ映画だと思います。バカに徹している。清々しいバカ。バカ万歳!


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