08
2014

秋瑾 ~競雄女侠~

竞雄女侠秋瑾 / 2011年 / 香港 / 監督:ハーマン・ヤウ / アクション
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秋風秋雨、人を愁殺す。
【あらすじ】
辛亥革命に繋がる武装蜂起を計画した女性革命家秋瑾(しゅうきん)の生涯。



【感想】
清朝末期に活躍した秋瑾の人生を基にした物語。主演のクリスタル・ホアンがとても凛々しいですね。

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海外からは侵略を受け、国内は役人の腐敗により疲弊する内憂外患の状況。女性は結婚相手を自分で選べず、いまだ纏足を強制されていた。秋瑾のように才気溢れ、愛国心の強い人物には戦うものが多い。とりあえず暴れる。暴れると、みなカンフーの達人になってしまうのはさすが香港映画。

秋瑾の夫が駄目な人なのだ。金持ちの若旦那で闘鳥(籠の中に入れた鳥を戦わせる)ばかりしている。秋瑾は国を憂い、なんとかしたいと思っているので夫の駄目さが堪えられない。

旦那が、本当にねえ‥‥。
「俺に英雄のように振舞えというのか。無理だ! 俺は気楽な若旦那がいいんだ!」って、駄目さ全開である。開き直ったね。これほど駄目な人はなかなかいない。共感するわー。

たしかに旦那は駄目な人ですけども、志の違いというのはいかんともしがたい。どちらが悪いというのではなく、一緒にいてはいけない二人だったのだろう。秋瑾は、夫と子供二人を残して日本へ留学する。思い切りましたね。

帰国後、旦那がすっかり改心してたのもちょっと面白かった。いったい旦那に何があったのか。そこをもうちょっと掘り下げてほしかったです。

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右はwikipediaにあった秋瑾の日本留学時代の写真。刀剣愛好家ということもありますが、すごいポーズで撮りましたね。闘争心溢れる秋瑾をよく表している。

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キャストが豪華です。清朝末期の革命家徐錫麟(じょしゃくりん)にはデニス・トー(左)。デニス・トーと戦う官吏役にション・シンシン(右)。

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この二人、本当に顔に味がある。いいなあ。ワイヤーアクションもCGも、よく使われていますがとにかくよく飛んでいます。サービス精神溢れるなあ。

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片足をつかんで、ぶん回す! どりゃー!

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ア~レ~! って、ここだけコントに見える。

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とにかく飛び過ぎ、やり過ぎだが良い。ここまでくれば、どこまでも行ってほしい。日本まで飛ばしてほしい。

大砲も活躍。

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ドーン! て、この吹っ飛び方。

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ドラゴンボールのような。真面目にふざけていますね。

秋瑾の辞世の句「秋風秋雨、人を愁殺す」(秋風や秋雨は、人を憂鬱な気分にさせる)には、悲壮ともいえる憂国の想いが込められている。

秋の風は肌寒く、秋の雨は長びく。官職は売買され、庶民は貧しく、官僚は不当な裁判を行う。海外から蹂躙されても、清朝はまったく国民を省みない。この長雨が上がるのはいつの日か。


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