20
2014

映画「ミス・ギャングスター」

ミス・ギャングスター
六穴砲強盗団 육혈포 강도단 2010年 / 韓国 / 監督:カン・ヒョジン / コメディ、犯罪

名称未設定-6
銀行強盗してハワイへ行こう。
【あらすじ】
8年間、コツコツと万引きして貯めた金を盗まれたので銀行強盗します。万引きしたのも「貯めた」でよいのか。


【感想】
韓国映画は暴力描写がきついものが多いですが、これは安心して観られますね。おばあちゃんたちが悪い事をがんばります。ほのぼの犯罪映画ですよ。

三人の老人(右の人はちょっと若いですけど)は、それぞれ生活で苦労している。家賃を三ケ月滞納しているジョンジャ(ナ・ムニ、中)、娘が離婚して孫の面倒もみなければならないヨンヒ(キム・スミ、左)、何もしない息子から稼ぎをあてにされているシンジャ(キム・ヘオク、右)。主役は、真ん中のおばあちゃんナ・ムニ。「ハーモニー 心をつなぐ歌」では音楽大学の教授役で出ていますね。

「こんな国、出て行きたい」などというセリフがありますが、韓国は今、景気が悪いのかなあ。もっとも、景気の良い国などどこにもない気もするけど。で、三人はというとスーパーから万引きした品を売りさばいてお金を貯めている。8年間万引きし続け、ついにハワイ旅行へ行く金額を貯めることができました!やったね!って、なるのか?

どうも共感できない動機である。スーパーの店長がちょっとかわいそうなのだけど、まあ、コメディですし、そこはね。三人は貯めたお金を銀行へ持っていく。旅費の振り込みをしようとしたときに銀行強盗に襲われて、三人のお金も巻き上げられてしまう。
名称未設定-3
銀行内でお金を奪われたのに、銀行側は損害を保証しないという。激怒して支店長に詰め寄る三人。「わたしたちのお金を返せ!」って、でも、それは万引きして貯めたお金じゃんかあ‥‥。それについては考えてはいけない。

銀行を襲って金を取り返す決意をした三人は強盗のやり方を特訓。だが、彼女たちのお金を奪ったのは銀行強盗だし、そもそも奪われたお金もスーパーから万引きして集めたものだ。二重三重に間違っている。そして「銀行がわたしたちのお金を保証しないから取り返しに行く!」という熱い言いがかり。モンスタークレーマーどころかヤクザなのかな。

左のヨンヒさんの「どうでもいいから早く撃っちまえよ」という顔がいいですね。やはり面白い顔の人はいいなあ。
名称未設定-5

刑事役は「アジョシ」で卑劣なマンシク兄を演じたキム・ヒウォン。今回は刑事ということで更生したかと思ったら、悪徳刑事役でした。残念。おばあちゃんに銃を突きつけられている。
名称未設定-4

コメディとはいえ、最初の動機(万引きしてハワイ旅行)に共感できるかが、この映画に入り込めるかどうかの分岐点になりそうな気がします。ハワイに行ってほしいというより、もう捕まっちゃえばと思ってしまうと駄目なんですよねえ。ちょっと好みが分かれそうな映画ですね。

スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment