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2014

映画「DEAD OR ALIVE 犯罪者」

DEAD OR ALIVE 犯罪者
1999年 / 日本 / 監督:三池崇史 / 犯罪

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エロ・グロ・バイオレンス!前振り2時間、壮大な悪ふざけ。
【あらすじ】
哀川翔と竹内力が戦います。


【感想】
歌舞伎町を舞台にした中国マフィア、ヤクザ、中国残留孤児グループの抗争。複雑に絡み合った事件を新宿署の刑事城島(哀川翔、右)が追う。この映画、雰囲気がいいんですよね。
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ドラッグを握った女が裸でビルから落下するところから映画は始まる。ドラッグを吸い続ける男(大杉漣)、早食い番組のような勢いでラーメンを食べ続ける男、男たちを挑発するストリッパー、車に飛び乗って銃を撃つ竹内力。尽きることのない欲望、猥雑さ、暴力のごった煮のようなスピード感溢れるオープニングがすばらしい。

ラーメンを食べていた男が銃で撃たれ絶命。現場に駆けつけた哀川翔がラーメンを箸でつまみあげ「スーチールーバン麺か‥‥。チャン・ファンケンに間違いない」とつぶやく。翔さん、何言ってんだろ。この思わせぶりで大真面目な感じがたまらない。思えば、悪ふざけはここから始まっていた。あと、スーチールーバン麺て本当にあるのかなあ。検索しても出てこないし。
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で、とても豪華な配役で驚きます。 哀川翔、竹内力、 石橋蓮司、鶴見辰吾、本田博太郎、寺島進、小沢仁志、平泉成、杉田かおる、田口トモロヲ、ダンカン、大杉漣など。Vシネ好きの方には特にたまらないのではないでしょうか。わたしの好きな本田博太郎さんも、怪しげな役で出ています。
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抗争によってヤクザもマフィアも警察も、どんどん死んでいく。哀川翔、竹内力の一騎打ちになったとき、驚愕のラストシーンが訪れる。「驚愕の」などと言われても、たいてい驚愕でもなんでもなかったりしますが、この映画は本当に驚愕である。ここからコントになってしまったのではないかと思われるような、驚愕のラストなのだ。

あまりに驚愕すぎて賛否両論という。最後のこれをやりたくて、このワンアイディアのために撮られた映画なのかもしれない。哀川翔と竹内力の初共演、すばらしいオープニング、豪華なキャスト、凄惨な抗争、すべてはこの悪ふざけのための前振りであった。

銀座の高級寿司店で出される一貫三千円の大トロで、突然雪合戦を開始するような映画である。三池監督は狂っているのか。悪ふざけばんざーい!という心持ちでございます。でも、薦めない。かなりの珍映画です。

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