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2014

映画「ザ・レイド」

ザ・レイド
The Raid / 2011年 / インドネシア / 監督:ギャレス・エヴァンス / アクション

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こんな賃貸マンションは嫌だ!
【あらすじ】
犯罪者が巣食う高層マンションに強制捜査に入ったSWATと、迎え撃つ住人の戦い。SWATをやっつけると家賃がタダになります。負けると死にます。


【感想】
初めて観たインドネシア映画ですがアクションがとても良かったですね。麻薬王のビルに乗り込んで戦うだけの純粋なアクション映画です。住人の99%がギャングだし、物騒なビルである。一人だけ、ふつうの住人がいるけども、なんでこんなとこ住んでんの?と思いますよ。野宿の方が絶対安全。

そういえば純粋なアクション映画って減った気がする。今年は「アジョシ」と「イップマンシリーズ」ぐらいしか観ていない。いづれも出来は良いのですが、本数が少ないから少しさびしいですね。邦画はもうアクションは撮らないのかなあ。

「ザ・レイド」は東南アジアの伝統的格闘技であるシラットが採り入れられています。動きの切れや、ナイフやトンファーを使った殺陣が面白い。あと、随所に痛そうなやられ方が。吹き抜けで戦っていて、下の階の手すりに背中から落ちる場面とか、観ていて「おおぅ‥‥」ってなります。背骨、折れるんじゃないか‥‥。
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新米SWAT隊員ラマ(イコ・ウワイス)。新人にして最強。主人公ですが、なぜか影が薄い。この映画、潔いほど人物について語らないんですね。主人公も、奥さんが子供を身篭っているぐらいしか背景がない。だから、ビルでひたすら戦うアクションしかないのだけど、もうそれでいいんだと思います。人物とか背景とかいらんよ!すべては己の肉体で語るのだ!ってな感じで、とにかく戦う登場人物たち。潔い。序盤はちょっと誰が誰か見分けがつかなかったりして。画面も暗い。
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ボスである麻薬王のタマ(レイ・サヘタピー)。猫みたいな名前である。やはり主人公に負けず劣らず影が薄い。そのことで悩んでおります。知らんけど。

そんでこの映画で一番目立っていたのが、麻薬王の側近であるマッド・ドッグ(ヤヤン・ルヒアン)。
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ナインティナインの岡村さんを強くした感じ。実は主役なのではないか。顔が面白い、背が小さい、抜群に強い、という三拍子揃っております。なにせ、主人公たちを相手に1対2で戦ってしまう。主人公側が2で、この小さい人が1である。これ、どちらかというと岡村さんを応援したい。岡村さん、がんばって!

主人公も、ふつうなら2対1は卑怯だと考えそうですが、一切ためらわずに襲い掛かっていくところがいいですね。そんな甘い事言ってる場合じゃないんだ!という。どっちが悪役かわからん。シラットを駆使した最後の戦いは、人はこんな動きができるんだという、アクションの原点ともいうべき喜びを与えてくれる。舞台も最初から最後までビルから出ない、潔いほどの引きこもりっぷり。切るべきところはスッパリ切ってアクションに傾注した、切れの良い映画でした。アクションが好きな方にはお薦めです。

続編も2014年11月22日に公開されるので、そちらも楽しみです。

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