21
2014

ドラマ「ウォーキング・デッド」

ウォーキング・デッド
The walking dead / 2010年 / アメリカ / 監督:フランク・ダラボン / サバイバルホラー、ゾンビ

名称未設定-3
大家族で暮らしていく(ゾンビ付き)。
【あらすじ】
ある日、突然ゾンビが出現したのでワーキャー言いながら逃げます。


【感想】
まだ完結していないウォーキング・デッド。現在、シーズン3を視聴中です。シーズン1を観た時点では「28日後...」と世界観を共有するような、オーソドックスでよく出来たゾンビ物かなと思いました。シーズン2に入ってから、急に面白くなった。ゾンビ物は、突如出現したゾンビに対してどう対抗していくかというところが焦点となる。
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このドラマは、ゾンビ(劇中ではウォーカーと呼ばれる)に焦点はそれほど当たっていない。インフラが破壊された中、協力して逃げ延びていく人々、巻き起こる問題にどう対処するかがとても面白い。人が多いということは、それだけ問題も多く起こる。どうしても問題児ちゃんは出てくるのです。シェーンとか、アンドレアとか。ああ、ヤキモキする!アメリカ人の自己主張の強さというのがまたいい味を出しています。日本人だと、こううまく揉められないのではないか。揉めている人たちを観るのが好きだ。
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学生時代、日本史の授業を受けたとき、縄文時代は狩猟・漁猟・採集の時代(縄文時代にも農耕はあったが)で身分差はそれほどなかったと習った。このドラマは、インフラが破壊されたので生活が縄文時代に戻ってしまったようである。

組織内に序列がないかというと、そんなことはない。何が価値を決めるかといえば、力なんですね。力、銃を使える、自動車を修理できる、治療ができるなどが重要なのだ。技能の種類が限られていて、とても先鋭化されてしまう。ここではインフラに基づいたスキルはほとんど価値を持たない。

IT関係とか、文筆業とか、株式トレーダーとか、こういうものは社会基盤が整備されてこそ初めて力を発揮できる職業なんですよね。日本史の先生は「縄文時代は理想の時代だ」と言っていたが、実はそんなこともないような気がする。序列を決めるものが、力や頭脳に限定されるから、そこからはずれてしまった者たちはかなり生きづらかったのではないか。多様性が許されにくい環境というか。つまり、わたしはゾンビになるしかないのです。ぐえええええ。と思いながら観ている。

人間が組織で生きていくことの難しさがよく出ています。お薦めです。

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