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2015

ドリームハウス

Dream House / 2011年 / アメリカ、カナダ / 監督:ジム・シェリダン / ミステリー
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夢のマイホーム購入! 温かみのある木造建築、広々とした庭付き一戸建て。あと幽霊も。
【あらすじ】
夢の我が家を購入したものの、不審な出来事が続発。調べてみたら、前に殺人事件があった家だったよ‥‥。あの不動産屋、何も言ってなかったじゃんかあ!


【感想】
さっきラジオを聴いていたら、35年の住宅ローンのことを「懲役35年」と揶揄していて、なかなかうまいことをと感心してしまった。そんで、懲役35年かどうかはわからないけど、郊外に中古のマイホームを購入したウィルさん一家。

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ウィル(ダニエル・クレイグ、真ん中)は子供も二人いてまだ若いですが、退職して作家を目指す。奥さん(レイチェル・ワイズ、右)は、ウィルが仕事を辞めたことをとても喜ぶんですね。「ついに決断したのね!」と、抱きついたりして。裕福なのかもしれませんが、今後の生活は大丈夫なのかなと気になったり。いいのね、映画だから、現実の辛気臭い話は。だってねえ、懲役35年かもしれないじゃんかあ。一括なの?一括で購入?ローンなしで?ねえねえ?やかましいわ。

ちなみに夫婦役のダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズは私生活でも夫婦ですね。ダニエル・クレイグはジェームズ・ボンドの印象が強い。どうしてもボンドとして観てしまう。何か所かダニエル・クレイグの上半身が映る場面がありますが、どう見ても作家の体じゃないんですよねえ。ムキムキすぎて、映画の本筋から注意が逸れてしまう。家の周りをうろつく怪しげな人間とか、過去に屋敷で起きた凄惨な事件の話も出るが、ダニエルさんがこれだけムキムキならば余裕で勝てるのではないかと思ってしまう。ジェームズ・ボンドだし。

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恐怖を感じなければならないのに頼りがいがありすぎる。もっとナヨナヨ感がほしい。たとえば温水洋一さんなんてどうでしょう。ダニエル・クレイグと年齢も近い。着ている服の色も似ている。

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温水洋一とレイチェル・ワイズの夫婦というのが、もうコントになりそうですけども。ホラー要素が死んでしまう。

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この映画はジャケットの雰囲気がいかにもホラーっぽい。屋敷で凄惨な事件があった「フッテージ」のようなホラーを思わせる。でも、ホラーよりもミステリー要素が強めです。それとウィルの家族への愛情という面も強調されている。強面のウィルが娘二人とふざけているところは思わず微笑んでしまいますね。姉妹がとてもかわいい。

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謎めいた隣人アン・パターソン(ナオミ・ワッツ)。「マルホランド・ドライブ」から10年以上たちますが、相変わらずきれいです。

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劇中で少しだけ時間が移動します。20年とか30年の大きな時間ならば登場人物に相当な変化がありますが、この映画だと5年ぐらいなのかな。だからパッと見にはわかりずらいのですが、よく見るとちょっとだけ老けている。ごくわずかな変化が感じ取れるのもいいです。

IMDBやRotten Tomatoesなどの海外レビューサイトで酷評されていたので驚きました。面白かったけどなあ。ひょっとしたらオチがある映画に似ているからかもしれない。不思議な話やミステリー好きの方いかがでしょうか。


邦題の「ドリームハウス」ですが、2単語あると「・」(なかぐろ)を付けるのが一般的です。でも、この作品は「ドリーム・ハウス」とはなっていない珍しいケース。不思議なことに「ドリームガールズ」や「ドリームキャッチャー」も、なかぐろが付いていない。ドリームが付くと、なかぐろを打たないとか、何か特殊な理由があるのでしょうか。
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