03
2015

映画「バンク・ジョブ」

バンク・ジョブ
The Bank Job / イギリス、アメリカ、オーストラリア / 2008年 / 監督:ロジャー・ドナルドソン / サスペンス

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泥棒、諜報機関、マフィア、三つ巴の争奪戦。
【あらすじ】
昔の友人にそそのかされて強盗をすることにしました。


【感想】
1971年、イギリスのベーカー街で実際に起きた銀行強盗事件を基にしているんですね。基にしている事件に謎が多いので脚色は多めだと思います。

ベーカー街というと、どうしてもシャーロック・ホームズを思い浮かべます。ホームズの中の「赤毛連盟」に、この映画のようなトンネルを掘る話がでてくる。それと関係あるのかと思ったら、まったく関係なかった。ホームズのホの字もない。じゃあ、この文章いらないやつね。

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で、中古車屋を営んでいるテリー・レザー(ジェイソン・ステイサム、左)。かつては裏社会に身を置いていたが、今は更正している。妻(右)と子供二人と暮らしている。でも暮らしは苦しい。ちなみに奥さんはちょっと怖そう。

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そんなとき、かつての友人マルティーヌ・ラブ(サフロン・バロウズ)と再会。サフロン・バロウズは真矢みきに似てますね。できる女オーラが出ております。マルティーヌはテリーとよりを戻したいとか、そんな展開かと思いきやテリーに銀行強盗を持ちかける。テリーはかつて犯罪者だったものの銀行強盗まではやったことがない。

銀行強盗って、犯罪の中でも異質に思える。ルパンのようにトンネルを掘って金庫室を破るようなタイプは、測量や掘削などの特殊技術がいる。他の銀行強盗の下で一回やってみてから自分が主犯でやるというならわかる。いきなりはちょっと怖い。伝統芸能のように修行や徒弟制度みたいなものはないのか。技術の継承にはそういった訓練は大事だと思うんです!

テリーさん、とりあえず引き受けてしまう。行き当たりばったりであるよ。

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生活が苦しくて、こういった借金取りの方々が毎日来るもんだから仕方ない。なんでこう、キスできそうな距離ですごむんだろー。

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トンネルを掘る方々。ご近所から苦情が出て騒音に気をつけたり、いろいろと大変なんですね。

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この映画は、泥棒、MI5(イギリスの諜報機関)、マフィアなどの思惑が重なり、貸金庫の中身を巡って複雑な展開を見せます。かなりややこしい話のはずなのに、それを感じさせずに楽しませてくれるのがありがたい。しかし、諜報機関の人というのは大変である。王室の乱交写真が貸金庫に預けられており、その秘密を守るために死んでしまう。流出すれば国を揺るがすとはいえ、そんなしょうもないもののためにねえ、とも思う。流出すればいいんでないの。

中古屋のおやじというはずだったイサムちゃんですが、なぜかやたらにケンカが強いのだった。イサムちゃんなので仕方あるまい。しかし、そんなイサムちゃんが弱るのが旧友のマルティーヌと自分の妻がパーティーで話し込んでいたのを見たときだった。「アワワワワ‥‥何話してんだろ? ま、まさか以前に一度だけ、いや、だってあれはさあ‥‥」という、イサムちゃんの慌てっぷりがとても良かったです。これだけで観る価値は十分にあります。間違いないんだ。


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