29
2015

映画「カワイイ私のつくり方 全米バター細工選手権!」

カワイイ私のつくり方 全米バター細工選手権!
Butter / 2011年 / アメリカ / 監督:ジム・フィールド・スミス / コメディ

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【あらすじ】
バター彫刻で対決だ!



【感想】
ひどい邦題が付くと、つい観てしまうというのは一種の病気かもしれない。やめよう、やめようと思っていてもやめられない。どうでもいい不治の病があるのです。案の定「カワイイ私のつくり方」が、内容とまったく関係ないという。内容はふつうのコメディです。まともな邦題を付けると殺す! と脅迫されていた可能性がある。

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「バター細工は我が家の伝統! バター細工はわたしのもの!」と、よくわからないプライドを持っている主婦ローラ(ジェニファー・ガーナー、右)。プライドは高いのですが、チャンピオンは旦那さん(左)。おまえ、何もやってないやんけ、という。旦那さんが強すぎてバター細工選手権から締め出されたため、怒り狂ったローラが出場することに。ローラを演じるジェニファー・ガーナーは本当に性格悪い役なので、ちょっとかわいそうになりました。好感度が下がりそう。

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そんなローラのライバルであるデスティニー。両親がおらず、いろんな里親の元をたらい回しにされている。そのせいか、世間を冷めた目で見ている。

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デスティニーと、新しい父親の関係が良かったですね。バター細工選手権にエントリーする前、「あの会場(選手権会場)の中で起こりうる最悪のことを想像してみよう」と、デスティニーに提案する。会場内に忍者がいて殺されるとか、会場内は重力がなくてフワフワ浮いてしまい突然重力が戻って地面に叩きつけられるとか、他愛のない冗談を交わす。そんな最悪のことに比べれば、たとえ敗北してもたいしたことじゃないと父は娘を送り出す。父ちゃん、けっこう悪そうな顔してるのになー。いい人でした。

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ローラの不倫相手として出てくる中古車販売店の経営者(ヒュー・ジャックマン)。不倫の見返りに、ローラからバター細工選手権にクレームを入れるように頼まれる。ほんとね、ジェニファー・ガーナーとヒュー・ジャックマンは少しも得をしてませんよ。特にヒュー・ジャックマンに至っては、不倫するわ、アホだわ、子供が作った彫刻をバーナーで溶かす最低野郎だわ、まったくいいところがない。

だが、仕事を選ばないところにちょっと尊敬もしてしまう。これだけ知名度があるのに、よくこの役を引き受けましたね。思いもよらぬところでヒュー・ジャックマンを好きになってしまう。

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最後は少しひねりが効いている。父と娘、それからストリッパーが良かったですね。邦題が変なので損をしていると思いますが、ちゃんとしたコメディ映画です。だが、コメディにしてはちょっと笑いが少ないかも。

ストリッパーが、グラウンドで練習している吹奏楽部員のどまん中を「どけよ、ビッチ!」と自転車で割って通る場面がある。エンドロールにNG場面があるのですが、NGだと「どけよ、ビッチ!」と言った後にこけてるんですよね。NGが一番面白いというのも、ちょっと困る。

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