29
2015

神さまがくれた娘

Deiva Thirumagal / 2011年 / インド / 監督:A.L.ヴィジャイ / ドラマ、コメディ
名称未設定-8
6歳児の知能の父親と5歳の娘。
【あらすじ】
チョコレート工場で働くクリシュナには知的障害がある。いずれ娘を育てられなくなるはずと、娘のニラーを取り上げられてしまう。



【感想】
久しぶりに観たインド映画ですが、相変わらず長いですねー。インド映画は、隙あらば踊るという感じで、なにかというと踊りを入れてきますが、この映画はそんなに踊らないほうだと思います。インド映画にしては短めで二時間半ぐらいの作品。踊りが好きな人には物足りないかも。わたしは、そんなに踊ってもらわなくていいので、さっくり一時間半ぐらいでもいいのだ。

名称未設定-1

クリシュナ(ヴィクラム)とニラー(ベイビー・サーラー)の親子愛の物語です。とにかく娘役のニラーがかわいい。俳優が美男美女揃いというのは当たり前だけど、それでも限られた美しい瞬間があると思う。「ティファニーで朝食を」に出たときのオードリー・ヘップバーンは愛らしかった。それは、ほとんど奇跡的に出現するようなものだと思う。この映画でも娘役のベイビー・サーラーがとてもかわいく撮られている。もう、この子だけで映画がもつというか。

名称未設定-2

子役は、美しさよりも自然な無邪気さやかわいらしさが求められると思いますが、絶妙にかわいいんですよね。美人になりすぎず、子供らしさを維持したままのかわいさというか。

名称未設定-6

公式サイトを見ると、娘役のベイビー・サーラーはヒンディ語、英語を話し、この映画のためにタミル語を勉強したという。この年齢でもう3つも言語を使えるのか。ウルトラエリートじゃないですか。

名称未設定-5

インドでは、障害者は子供を育てられない法律があるみたいで、そのことを巡り裁判になる。こちら弁護士軍団の先生方ですが、裁判は滅茶苦茶。書類は捏造するし、嘘ばっかりつくし、相手方の弁護士も過去にいくつか証拠を捏造している。違法VS違法。全員、弁護士やめるか。

クリシュナ側の弁護士(右)は、クリシュナに知的障害がないと嘘を言い張る。本人を出廷させずになんとか裁判を終わらせようとしていたが、ついに裁判所から出廷命令がくだる。そこで弁護士は、クリシュナを相手方に誘拐されたことにして出廷させないよう図る。誘拐て。犯罪を捏造するとは。企みは失敗するものの、コメディとはいえ話が強引すぎるような。

そういえば、この弁護士の寝室には、ベッドサイドに小さな仏像が置いてありました。こんな若い人でも信仰を持ってるんだなあと感心。でも、勝つために証拠は捏造していく揺るぎない姿勢。頭がおかしい。

名称未設定-4

そんな弁護士の先生方はほっといて、クリシュナとニラーが楽しそうに遊んでいるところは良かった。

名称未設定-7

ラストは、大岡裁きのくだりを思い出しました。親たちが子供の手を引っ張り合って、子供が痛がっているのを見て手を離したほうが親という。泣かそう泣かそうと畳み掛けてくる展開ですが、そりゃこんなに押されるとグラッときます。話が強引なので、ニラーのかわいさで果たして最後までもつのかと思いましたが、もちましたねえ。ニラーさえ出てれば、あとはどうでもいい。それと、インドの自然も美しかったですね。


関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment