30
2016

リベンジマッチ

GRUDGE MATCH / 2013年 / アメリカ / 監督:ピーター・シーガル / コメディ
NTU_20160330192449277.jpg
ロッキー VS レイジング・ブル!‥‥ではない。
【あらすじ】
30年前のライバルと再試合。



【感想】
1980年代、初頭。ヘンリー(シルヴェスター・スタローン、左)とビリー(ロバート・デ・ニーロ、右)はライバル同士であり、お互いに連戦連勝を重ねる名ボクサーだった。二人が激突する前日、ヘンリーが突然引退を表明。遺恨を残したまま30年が経過していた。プロモーターのダンテ・スレートJr.は二人に再戦を持ちかける。

わわわ、スタローンとデ・ニーロが同じ画面に映ってるー! という人にお薦めの映画。

xNjIz.jpg

スタローンは「ロッキー」、デ・ニーロは「レイジング・ブル」という、それぞれすばらしいボクシング映画の代表作がある。どうしても、ロッキーVSレイジング・ブルという目で見てしまった。思い入れがある分、ちょっと肩透かしをくらったガッカリ感が。二人とも、ふざけてばかりで真面目にやってないしさー。全然ピリピリしたものが感じられない! などというのも勝手な話で、この映画はコメディなんですね。ピリピリしてどうする。

xNjQw.jpg

ロッキーもレイジング・ブルもコメディじゃないですからね。変な思い入れがなければ、ふつうに楽しめるかもしれません。「ウォーキング・デッド」のシェーン役で活躍したジョン・バーンサル(右)も出ています。「オーバードライヴ」でも出てましたし、よく見かけるようになって嬉しい。デ・ニーロとジョン・バーンサルの親子のエピソードは良かったですね。

クリップボード04

生肉を叩いたり、生卵を飲んだり、ロッキーファンがにやりとする場面も入っている。ただ、まあ「ちょっとやってみた。こういうのお好きでしょ?」という感じがして、何か違うような。たしかに嬉しくはあるものの、ファンというのはつくづく面倒臭いなあ。反省しよ。

「わわ、これはロッキーで観たあれか!」と素直に喜べばいいのに。あまりに軽すぎるからかなあ。

xNjQw.jpg

試合を盛り上げるため、事前に協力してプロモーションを行う二人。だが、元から仲の悪い二人なのでケンカを始めてしまう。その様子をSNSにアップされ、人気に火がつく。ここらへんは今風ですね。ええ。とっても今風で。なんだ、わたしは。機嫌が悪いのか。

gw.jpg

スタローン(撮影時、60代後半)は相変わらず鍛えに鍛えてますね。デ・ニーロ(撮影時、70代前半)はスタローンと比べてしまうから見劣りがするものの、70歳を超えていることを考えればよくぞここまでというほど絞り込んでますよ。

クリップボード02

試合の様子はこれはもう年齢的に仕方がないのですが、ちょっと迫力に欠けるところもあった。そんで、スタローンの恋人であるサリー(キム・ベイシンガー)は、スタローンの目が見えないことを知っているので試合を止めようとする。このとき、自軍ではなく相手方(デ・ニーロとジョン・バーンサル)のほうのセコンドに行くんですね。ここがちょっとよくわからない。そこは、自軍のセコンドからタオルを投げればいいのではと思うのだけど。ジョン・バーンサルはスタローンのケガを利用せずに「相手の正面に立って打ち合え」みたいな指示を出すし。ここが、この映画が好きになるかどうかのポイントかもしれません。やりすぎているかどうかという。

それとやはり、二大俳優が共演という難しさでしょうか。ちょっと前に、デ・ニーロとジョン・トラボルタが共演した「キリングゲーム」もそうでしたが、二大俳優が共演するのはたいていいい結果を生まないような気がする。どちらかだけが目立ちすぎず、両方とも均等に扱わなければならないという縛りが作品に制約をつけてしまうのだろうか。「ロッキー」も「レイジング・ブル」も観ていない人だと、どのような感想になるのでしょうか。

関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment