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2016

SUSHI GIRL

SUSHi GiRL / 2012年 / アメリカ / 監督:カーン・サクストン / サスペンス
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女体盛り、そして女体盛り。
【あらすじ】
仲間が出所したので、女体盛りで歓迎するぞ。


【感想】
監督がタランティーノ大好きなんでしょうねえ。タランティーノへのオマージュを感じるエクスプロイテーション映画。こういった映画に欠かせないダニー・トレホもマチェーテ(ナタのような刃物。ダニー・トレホ主演映画のタイトル)を持ってチョロッと出ている。B級映画好きへの目くばせを感じる。

6年の服役を終えた強盗仲間が出所。男の出所を祝うため、ダイヤ強盗を行った男たちが久しぶりに集まった。こんな特別な日を祝うには、そう、女体盛りしかないだろう! って、どこの文化なのだ、それは。

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また勘違いされた日本が世界に配信されるのです。スター・ウォーズでルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルがこんなところに。意外な大物が出てるんですよね。

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昔の映画の日本描写では、本気で間違えているインテリア(十二単が飾ってあるとか、提灯がやたらにぶらさっているとか)がありました。でも、この映画の場合、わざとやっているのがわかる。どうせなら本気で間違えてほしいものの、ネットですぐに調べられる現代では難しいですよねえ。

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とはいえ、ハゲの人(トニー・トッド)は強引なまでに自説を展開しグイグイ進んでいきます。がんばれ。

説明しよう。ヤクザ式とは、女体盛りを外側から食べていき、体の敏感な部分に置いてあるフグを最後に食べる。フグには毒があることがあり、これを食べる男たちの度胸が試されるというものだ。

もはや何も言うまい。

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女体盛りについて考えたことはなかったけれど、これはやっぱり嬉しいものなのか。刺身というのは体温で生温かくなってしまうし、女体には魚の臭いがつきそうである。女体盛りは、刺身、女体、双方の長所を消しあっているように思える。この短所を改善するため、刺身ではなくピザを置くことをお勧めしたい。無駄な提案。


・ダイヤモンドは永遠に
映画冒頭、007シリーズ7作目主題歌「ダイヤモンドは永遠に」が流れます。この映画でもダイヤが重要な役割を果たすので、うまく掛かっている。なお「ダイヤモンドは永遠に」の歌詞は、男の愛情なんてあてにならないけどダイヤモンドの輝きは永遠というような内容。愛情なんて信じられないと否定しつつも、それでも愛情を求める女の気持ちを歌う。

勘の良い人は、この曲を聴いただけで映画の展開が読めてしまうかもしれない。横たわっているスシガールが、男への愛情のために何かやろうとしているのが推測できる。わたしは勘が悪いから気づかなかったけど。しかし、それが女体盛りからの復讐とは‥‥、やはり頭がおかしいのではないか。千葉真一も板前となって、この凶行に協力しております。もっと他の方法あるでしょうが。


そういえば、ジャケットの「SUSHi GiRL」は「i」が小文字なんですよね。これなんなのだろう。「i」が寿司を横から見たところを表しているのでしょうか。「i」の上の点がネタで、下の棒がシャリという。どうでもいいな!

女体盛りを観たい人にはお薦めの作品です。まだちょっとタランティーノまでは距離を感じました。


2016年7月12日~2016年8月11日までの間、GYAO!で無料配信しています。
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